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2022.02.17
寒い日が続いています。
こんにちは。第2設計部 小杉です。
毎日、寒く、乾燥した日が続いております。
皆さん、体調を崩さずお過ごしでしょうか。
寒い時期になりますと、お客様と間取りの打合せをしておりますと
暖房効率などの話となり、吹抜けなどの空調をどうするかなど、話題になります。
最近は断熱性、気密性が良くなってきておりますが、寒がりのお客様などはやはり気になるところなんだな、
と思っております。
実際、私自身の経験からも、実際住んでいる吹抜けの大きな家の寒さ対策などの相談を受けた事が何度かあります。
吹抜け部分にシェード(布)などを設置する事もありました。
吹抜けがある場合、暖かい空気が、上昇し、冷たい空気が下降するため、冬場は足元から温められる空調などがおすすめです。
例えば、床暖房は、床を温めると天井から床までが均一な温かさとなり、快適な空間となります。
他、コストは高くなりますが、床下より空気が流れる全館空調のシステムなどもオプション工事としてあります。
また、天井の高い部屋の場合は、シーリングファンを天井につけ、下方の空気の流れとすると
暖かい空気を下方に循環することが出来るため、暖房効率が上がるのでおすすめです。
大空間のある建築ほど、より良く感じる事が多いですが、空調などの快適性なども重要な部分だと
思っています。空調を入れる事で、イニシャルコストもそうですが、ランニングコストもかかるため、
住空間とメンテナンス性など全体のバランスをみて設計していくことが、これからの住宅設計には必要なのかと思う、今日この頃です。