2024.07.01インタビュー&レポート住み心地インタビュー vol.38
これぞ、わんちゃんのための家!のびのび走りまわれる庭付き平屋暮らし。
相模原市緑区、山間部の住宅地に平屋の建売住宅を購入したA様ご家族。ご夫婦と4匹のわんちゃんという家族構成からわかる通り、ご夫婦はわんちゃん大好き。これまでずっと駅近のマンションに住まわれていましたが、わんちゃんの暮らしやすさを考えてこの度の購入を決意したのだそうです。自然豊かなロケーション、広々開放的な間取りや庭など、この場所ならではの魅力がたっぷり。決断に至ったきっかけや決め手、そして街から離れた環境でののんびりとした暮らしぶりなど、盛りだくさんの内容でお届けします!
「この子たちありきの生活なんです」
今回取材するお宅があるのは、橋本駅から車で30分ほどの緑あふれる住宅地。
途中、まわりに民家がまったくない道を通り、少々不安になる筆者。ただ到着してみると、そこはのどかな風景が広がる山あいの住宅地。
空が広く山々の緑が心地よい、リゾート地さながらのロケーションに期待が高まります。
こちらのお宅に住むのは、ご夫婦+わんちゃん4匹というA様ご家族。
インターホンを鳴らすと、さっそく元気なわんちゃんの声が響いてきます。
取材の第一声が、奥様の「私たちは全部この子たちありきの生活なんです」から始まったことからもわかるように、とにかく『わんちゃん愛』あふれるご夫婦。
住み心地をぜひともわんちゃんに直接聞いてみたいところでしたが、筆者はまだその術を知らないため、なくなく飼い主であるA様ご夫婦に通訳していただくことにしました(笑)。
前向きになれたのは、動物病院とコンビニが近かったから。
もともとは駅の近くのマンションを購入し、20年近く暮らしていたというA様ご家族。
生活に大きく不満を抱いていたわけではなかったものの、将来的には「わんちゃんたちがよりのびのびと暮らせる場所に」と、ずっと考えていたそう。
ご主人様は建築設備関係の仕事をしており、圏央道沿線での業務が多いとのこと。
ご主人様「仕事上、倉庫や事務所を借りていたので、それらをオールインできて、通勤に問題がない場所なら引っ越しもアリだと考えていました」
転機となったのは、昨年の冬にインターネットで見つけた相模原市緑区の建売住宅。2人が「いいかも」と感じた物件は、実際に見に行くとすでに売約済み。
ところが、その場で美都住販のスタッフから「今だとこんな土地があるのですが……」と紹介されたのが、まさに今A様ご家族が住んでいる場所だったのです!
奥様「街中からけっこう離れていたので、不安はありました。ただ、広さ的にはこの子たちも大満足だろうし、動物病院やコンビニがすぐ近くだったこともあって、主人と『ここがいいんじゃないか』とかなり前向きに話を進めました」
わんちゃんが歩きやすいフローリング材に変更!
2人が土地の購入を考えていると、なんとその土地が建売住宅として販売されることが先に決まってしまったのです。
それでも、A様ご家族はそれをむしろプラスにとらえていました。
ご主人様「マンションを一度フルリノベしたことがあるのですが、そのときが本当に大変でした。風呂やキッチンの部材なんかを決めるために何回も打ち合わせをするので、すごく疲れてしまって。最初からある程度決まっているほうが断然ラクだと思うんですよ」
奥様「それに、タイミングがすごくよかったんです。『建売にすることは決まったけど部材などはまだ変更がきく』ということで、半分注文住宅みたいな形で購入することができました。通常はありえないと聞いたので、美都住販さんに早く出会えて本当にラッキーだったと思います」
一部の部材などを希望通りに変更できたことを喜ぶA様ご家族。
例えば、わんちゃんの歩きやすさに配慮したフローリング材の使用や、コンセントの設置高さの変更、カウンターの設置など、なかなかの変更ぶりです。
奥様「冬はかなり寒いと聞いていたので、断熱材もいいグレードのものにしてもらったんです。この冬はそもそも暖かかったこともありますが、まったく寒さを感じませんでした。友人を招いたときには『床暖房入れてるの?』と勘違いされたほどです」
- わざわざお取り寄せしたご主人様こだわりのデンマーク製の照明。折り紙に着想を得たデザインで、やさしい明るさが◎。
- 微妙にデザインが違ったものをリビングにも。
元気に遊び回るわんちゃんを見ることが幸せ。
- 縁側に座ってみての目線。奥の緑が目にも心地いい。
- 軒が大きく出ているので、日の入り具合がちょうどいい。
このお宅にA様が住み始めてから、取材日時点で約半年ほど。
実際の住み心地についてお聞きしてみました。
奥様「やっぱりこの子たちが元気に遊び回っている姿を見ている時間が一番幸せですね」
ご主人様「今の時期(初夏)だとビールを片手に縁側で過ごすのが最高です」
- 元気なわんちゃんの写真、いい感じのが撮れました!
- 庭に植えているのは、すべて犬が食べても大丈夫なもの。奥様いわく、天然のサラダバー(笑)。
また、住んでみて実感したこととして「広さ」がかなり大きな要素だったようです。
もちろん駐車場や庭は言わずもがな。居住空間も広いんです。
奥様「洗面所が思った以上に広いんですよね。この子たちをシャンプーして、乾かしているときに『ラクだなぁ』と実感しました」
ご主人様「キッチンも広かったので、大きな冷蔵庫をラクラク設置できました。家電店で『本当に家に入りますか?』と心配されましたね(笑)。食料がたくさん入れられるので便利ですよ」
- ダイニング&キッチンを正面から。玄関から続く、温かみのあるウッド調が落ち着くデザイン。
- キッチンから庭で元気に遊ぶわんちゃんもバッチリ見える。
きれいな空気、鳥のさえずりなど、自然との豊かな暮らしがここに。
住宅そのものはもちろん、周辺の住環境も合わせて、今の住み心地にとても満足しているというA様ご家族。
特に、マンションから戸建てに移り住んだことによる気づきが、いろいろと多かったようです。
ご主人様「ここはとにかくロケーションがいいんです。常に山の緑は見えるし、抜けていく風も気持ちいいし。空気のきれいさなんかも、空気清浄機のフィルターの汚れ具合を見るだけで一発でわかります。唯一音に関しては心配していたんですが、聞こえるのは鳥の鳴き声などの心地いい自然の音ばかり。マンション時代はエレベーターの音なんかを犬が気にしていたので、ここに来てよかったことばかりですね」
奥様「最近ウグイスが5月まで鳴くことを初めて知ったんですよ。素敵な発見ですよね(笑)。街中はもちろん便利だけど、今はネットで何でも買えるし、思った以上に不便は感じていません。隣の方が畑で野菜を作っていて、よく採れたてをいただくんです。今のところとても豊かな暮らしをさせていただいています」
取材中、ご主人様が何度も使っていたのが「縁」という言葉でした。
住宅の購入ともなれば、長い時間をかけて悩んだり迷ったりすることがむしろ普通にも思えますが、ご主人様は「縁」を感じるものは即決することで、これまですべてうまくいってきたそうです。
ご主人様「最初に見つけた物件に縁がなかったおかげで、今ここに住めているわけですからね。逆に、美都住販さんとスタッフの篠原さんとはいい縁がありました。ここを紹介してくれたことで、考えていた以上の犬のための家になりました。工事の現場を何回か見に来たんですが、毎回すごく現場がきれいで、職人さんもいい人ばかりで驚きました。仕事柄ほかの現場もよく見ているので、本当におすすめできるハウスメーカーさんだと思います。この度はいいご縁をありがとうございます」
なんでもかんでも損得や条件面で買うものを決めがちな現代。
大きな買い物こそ「縁」を大切にするのも、いいかもしれませんね。
最近、A様ご家族が飼っているわんちゃんの1匹が、ご近所のわんちゃんに恋をしたそうです(そんなこともわかるんですね!)。
そちらにもぜひ、いいご縁がありますように。