2020.11.13インタビュー&レポート住み心地インタビュー vol.26
フレンチシャビーなインテリアと住宅性能にこだわった注文住宅
神奈川県相模原市の閑静な住宅街に、フレンチシャビーなインテリアと、住宅性能にこだわった住宅が完成しました。フレンチシャビーとは、ほどよい「アンティーク感」や「こなれ感」があるインテリアを指しています。 住宅性能とフレンチシャビーの二つがバランスよく兼ね備えられたY様邸に、早速お邪魔してきましょう♪
フレンチシャビーなインテリアが光るこだわり空間
「こんにちは~」と伺うと、早速元気のいい男の子3兄弟が出迎えてくれました。この日に伺ったのは、相模原市にあるY様邸。ご夫婦と元気のいい男の子3兄弟がお住まいです。
玄関を開けたときの第一印象は、玄関土間の広さでした。玄関は“家の顔”と言われますが、かわいらしいディスプレイと広々とした印象に「ワクワクする。お邪魔してみたい!」という好奇心がかき立てられます。
家の顔、「玄関」は広くて収納がたっぷり
Y様ご家族は5人家族ですから、最低でも毎日靴は5足並ぶはず。子供が大きくなれば靴のサイズは大きくなりますし、長靴やらサンダルが並ぶ日もあることでしょう。その点を考えると、この広さがあると安心ですね。
- L字型に設計された玄関土間。写真の左奥に、キャンプグッズなどを収納できるシューズクロークがあります
- 奥様お気に入りのシャンデリアを取り付けて、フレンチシャビーな空間を演出
「玄関にシューズクロークを付けたんです。ここには私たちが好きなキャンプ用品や、防災グッズを収納しています」とご主人。見せていただくと、こだわりのギアがずらりと並んでいました。
玄関にキャンプグッズが収納できると、車への積み込み作業も手間がかかりませんし、家が汚れる心配も軽減しますよね。
「シューズクロークはたっぷりと1坪とりました。お友達にも『これだけ広いと何でも置けるね』と好評なんですよ」と奥様も満足している様子。
元パティシエの奥様がこだわる機能的でおしゃれなLDK
次にリビングを見せていただくと、そこはもう奥様が大好きなシャビーシックな空間として世界観が完成されていました。まるでおしゃれなカフェに遊びに来ているような、そんな感覚に心躍ります。
奥様は元々パティシエをしていて、今も日常的においしいお菓子を作っているんだとか。たしかに、キッチンの背面にはこだわりの製菓グッズがずらりと並んでいました。ディスプレイとしてもかわいらしくて絵になりますね♪
- 取材の最後に、取材チームに出していただいたのは奥様お手製の栗のパウンドケーキでした。ほんのりリキュールが利いていて絶品だったんですよ。ごちそう様でした!
- キッチンの背面には奥様が集めたキッチングッズが並びます。「クッキーを焼いた時は、この瓶に保存してます」と奥様。
- 製菓グッズや料理本を収納するためのパントリー
- 収納棚の下部には、書き物をしたり、パソコンを広げたりできる小さなデスクを設置
小物を効果的に使って“こなれ感”を演出
Y様邸の大きな魅力は、シャビーシックなインテリアでしょう。奥様の「好き」がぎゅっと詰まっている空間は、そこにいるだけで温かみがあって居心地がいいです。
「昔からDIY雑誌を読むのがすごく好きなんです。この家をつくるときも好きな部品を取り寄せて使ってもらったり、DIYできるものはやってみたり、既製品には少し手を加えて自分好みにしてみたり。DIYは主人も手伝ってくれるので助かるんですよ」と奥様は話してくれました。
- LDKのスイッチプレートは、奥様が選んだ真鍮製のものを支給。時間が経つごとに味わい深く変色していきます
- トイレのペーパーホルダーもアンティーク感のあるものをチョイス
- 「フランスにワーキングホリデーに行っていたときに買いました」という釣り鐘の雑貨もリビングを彩ります
- 洗面所のペンダントライトもアンティーク感のあるものを選びました
子育て&家事ラクの工夫もあちこちに
忙しいY様の暮らしをよりよくするために、効率的な家事動線や子育て環境についても考え抜かれていました。家づくりをするときにブログを読んだり、ネットサーフィンをしたり、ずいぶんと勉強したそうです。
毎日の家事は効率的に! 短い家事動線を考える
ここでお話してくださったのはご主人。
「うちは水回りが2階です。『洋服を脱いで→洗って→干す』の家事動線は2階で完結するように計画しました。一方で、洋服を取り込んでからは、1階の『ファミリークローゼットに収納→着替える』の導線です。朝のバタバタしているときも、リビングに近いところで着替えられると短い導線で住むので何かと便利ですよ」(ご主人)。
なるほど! ご主人、頼りになりますね♪
- 洗面洗濯室は2階の北向きですが、フィックス窓を取り付けたことで明るい空間になりました。明るく広い空間で気分よく、毎日の家事洗濯もはかどるそうです
- 家族の衣類は1階のファミリークローゼットに集約。衣類の場所を統一させることで、生活動線は短くなりモノが散らかりにくくなるメリットがあります
将来的な計画もふまえて子ども部屋を計画
さらにご主人が子ども部屋についてもお話くださいました。
「いずれは壁を取り付ける予定ですが、まだまだうちの子の年齢だと元気に遊べる広いスペースのほうが便利に使えます。3部屋分の空間をひとつなぎにつくって、後々分割できるように計画しました」(ご主人)
- 空間の間仕切りは、ロールスクリーンで。長男と次男はこの部屋を寝室にしているので、夜眠るときだけロールスクリーンを下げて個室にしているそう
- 収納部分は扉を取り付けずオープンにしてありました。何があるのか一目で確認できるほか、建具代のコストカットにもつながります
健康にもお財布にも優しい、ハイスペックな家にもこだわった
Y様邸のこだわりはまだまだあります。写真には写りにくい部分になりますが、家のスペックにもこだわってプランされていました。
家のスペックとは、つまりは住宅性能のこと。住宅性能を上げると、快適な温度とクリーンな空気環境が保てます。性能の高い家は、冷暖房効率も上がり、お財布にも、環境にも、さらには健康にも優しいので、ここ数年で注目度がぐーんと上がっているんですよ。
「断熱材は吹きつけのウレタンを使ってもらいました。換気は第一種熱交換型換気です。おかげさまで、少ない台数のエアコンで、家中が快適な温度に保たれています」(ご主人)。
また、Y様邸には太陽光発電システムも導入されていました。美都住販ならではの太陽光発電システム無料設置プランを採用し、将来の創エネ対策も安心です。
断熱もしっかりと、そしてエネルギーをつくりだす工夫も考え抜かれたY様邸。
奥様はインテリアにこだわって、スペックはご主人が考え抜くというご夫婦のファインプレーが印象に残ったお宅訪問になりました!
最後に
Y様邸は相模原市内にあるマンションからの住み替えで一戸建てに住むことにしたといいます。住み替えの理由を伺うと「のびのびと子育てしたいため」というお返事が返ってきました。
子育て環境を考えて、同じ幼稚園に通える相模原市内で、なおかつ土地から購入できるハウスメーカーを探したところ、美都住販が候補にあがったそうです。
「5~6社と相見積もりをとりました。美都住販に依頼した決め手は願っていた場所に土地を見つけていただいたことと、過去の事例で洋風インテリアの家がたくさんあったことです。結果的に担当の方の提案力も高くて、きめ細やかに担当していただけて満足です」とY様ご夫婦はお話くださいました。
満足できる家づくりは、お施主さん側の工夫もあったのでは?と聞いてみました。すると、こんな写真を見せてくれました。
「家づくりについて調べ出したらやりたいことが多くて・・・(笑)。こんな風にメモ書きを渡したんです」とご主人。一生に幾度とない家づくりですから、どんな家に住みたいのか?を徹底的に考えて、希望や趣味嗜好を伝える工夫もしていったそう。
そんなY様ご夫婦の夢がカタチになった今回の注文住宅。満足されているご夫婦の笑顔と、元気いっぱいの子供たちの表情が印象的な取材になりました。