2021.06.08インタビュー&レポート住み心地インタビュー vol.29
新感覚の快適!リビング横に「ダウンフロア」のある家
U様ご家族が住宅を購入したのは、2020年9月のこと。総タイル貼り、ZEH仕様などの特徴があるなか、最も目を引くのはリビング横にある「ダウンフロア」と呼ばれる一段下がったフロア。建売住宅でダウンフロア !? 他では見ることの少ないこのフロアの活用法とは? そしてU様ご家族の暮らしがどんな快適仕様になっているのか。家を購入するまでの経緯を含め、実際の住み心地をうかがってきました!
20代で家を購入した、その理由とは?
小高い丘の上に広がる閑静な住宅街。素晴らしい街並みが、おうち時間をより一層高めてくれそうです。
U様ご家族がお住まいになられている新築住宅は、その住宅街のうちの1角。
さっそくお話をうかがうと、素敵なおうち時間の過ごし方をたくさん聞くことができました。
- 玄関を開けた正面にはエコカラットのアクセント。
- 玄関も採光バッチリで明るい。
ご夫婦とお子様の3人で暮らすU様。U様ご夫婦はなんと20代!
若くして住宅購入に至った理由はどんなものだったのでしょうか。
ご主人様「賃貸暮らしで家賃を払い続けることがずっと疑問で、なるべく早く家を買いたかったんです。少し前に賃貸に問題が見つかったり、子どもが生まれて手狭になったりしたこともあって、その思いが強くなりました」
「はじめは、注文住宅がいいなと思っていました」
仕事の関係もあり、この周辺エリアで家を探していたU様ご夫婦。ネット検索を中心に探していましたが、やはり実際に見ることも大切だと感じ、建売住宅を2軒、内見したそうです。
奥様「デザイン性を重視していたので、注文住宅がいいなと思っていました。1軒目に見た建売は、まさに建売という平凡なデザインで、パッと見てすぐに帰ったんです。やっぱり建売はナシかなぁって感じでした(笑)」
ところが、2軒目に見た建売住宅で、その考えがガラッと変わることに。
- 特に奥様がこだわった、高級感たっぷりのエイジドチークのフローリング。
- インダストリアル系を思わせるドアノブなどの黒のアクセントが◎。
奥様「すごくオシャレで『建売っぽくない』雰囲気だったんです。高級感のあるフローリングとか、吹き抜けみたいなリビングイン階段とか、まるで注文住宅のようなデザインでした」
ご主人様「僕もすごく気に入って、見た瞬間に『ここにしよう』と決めました(笑)。デザインがいいのは妻と同意見で、窓が多くて全体が明るい感じがしたのもプラスして好印象でした」
- 洗面所の上には採光用の窓。
- キッチンの冷蔵庫上にも。採光用の窓が多く、家の中全体がかなり明るい。
まるで服でも買うかのように即決だったというU様。人生においてこれ以上ないであろう大きな買い物を、なぜそこまで潔く決断できたのでしょうか。
ご主人様「大きな買い物などの決断が必要なとき、僕はいつも『人』で決めるようにしています。担当の篠原さんはすごく親身になって話を聞いてくれる人で、信頼できました。営業の人って押し売りのイメージが強いですが、それも全然なかったし、この人になら任せられるなと思いました」
ご主人様「あとは、会社の同僚に美都住販で家を買った人が何人かいて、それもすごく後押しになりました。地域でそれだけ実績があれば、間違いないだろうと思えましたね」
想像以上!ダウンフロアの実力。
U様邸のリビング横には「ダウンフロア」と呼ばれる一段下がったフロアがあります。
購入前は「そこまで注目していなかった」と話すU様ですが、実際に住んでみるとその利便性を実感したそうです。
奥様「子どものオモチャをすっきり収められるところがいいなと思いました。子どもが自由に遊べる空間になっているので、その分リビングが散らかりにくいんです。生活感のない家にしたいと思っていたので、その点ですごく役立っています」
ご主人様「『仕切りがないのに仕切れている』のがいいですよね。リビングが広く、明るく感じるし、思った以上に気に入っています」
- ご夫婦がテレワークに使ったり、将来はお子様の勉強に使ったり。
- 奥様お気に入りの、ダウンフロアに寝ころがって見る吹き抜け。
奥様「テレワークのスペースとしても使えるし、ちょっと横になって休憩するのにもぴったりです。寝転がりながら階段上の吹き抜けを見上げるのが気持ちいいんです」
ご主人様「ダウンフロアって、なぜか冬にあったかいんですよ」
ぽかぽかのダウンフロアで子どもと一緒にお昼寝なんてできたらすごく気持ちよさそう。
ちなみに、冷たい空気は下に行くので、夏はクーラーがよく効きそうです。オールシーズン快適な予感ですね。
イマっぽいデザインセンスが盛りだくさん!
U様ご夫婦絶賛の内装は、インダストリアル系のカフェを彷彿とさせる、まさにイマっぽいデザインです。ホワイト&ウッドをベースにブラックのアクセントが随所に効いていますね。
もともとのデザイン性に、トーンを合わせたインテイリアをバランスよく組み合わせることで「さすが20代のデザインセンス!」と言いたくなるような家に仕上がっています。
このミニマルで整った空間……憧れてしまいます。
- キッチンスペースは、ダークウッド×黒で統一感を。
- キッチンの天井は少し下がっていて、木目調!オシャレです……!
デザイン性の高さはさることながら、実はこの階段が、住宅を購入する際の決め手の1つになったんだとか。
奥様「家を建てようと思ったときから、リビングイン階段にしたいと思っていました。実家での経験として、2階にある私の部屋へ帰宅してすぐ行けてしまうので、親が『帰ったのを知らなかった』みたいなことがよくあったんです」
近年はこの意見を挙げる方がとても多く、リビングイン階段は人気を博しています。
また、U様邸のこの階段、部屋の真ん中にあるにもかかわらず、シースルー構造になっているためか圧迫感が全くありません。ダウンフロアの目隠しにちょうどいいくらいの絶妙な存在感が◎です。
そして何より、デザインがカッコいい……。
ご主人様「こんな大胆な間取りが建売にあるんだと、びっくりしました」
奥様「明るくて開放的な吹き抜けも、以前から希望していたことの1つでした。ここはちょうど階段の上が吹き抜けみたいになっていて、特にキッチン側から見ると、リビングが明るく、広く感じます。建売なのに、希望がすべて叶ったような感じですね(笑)」
- リビングにはダークグレーのアクセントクロス。
- 洗面所のクロスにはさりげなく柄を採用。
ご主人様「僕が他に気に入ったのは、壁の色ですね。玄関を入ったところもそうですけど、リビングとか洗面所とかのアクセントクロスがすごくオシャレだと感じました」
さらに「住んでみて初めてわかったところ」として、バルコニーの意外な実力をU様にお話しいただきました。
ご主人様「バルコニーが駐車場の上にあることで、雨の日にうまく濡れずに家と車の行き来ができるんです。最初は『下から見たときのウッドの感じがカッコいいなぁ』くらいにしか思っていなかったので、ラッキーです(笑)」
いやいや、設計者はちゃんと考えていたんでしょうね(笑)。
なにはともあれ、予想以上の住み心地に、U様ご家族は大満足のご様子です。
- このセンス、ほしい……。
- お子様の作品がかわいすぎるインテリアに。
「1階が充実しすぎて困っています!」
最後に、奥様からは快適さゆえの嬉しい悲鳴を聞くことができました。
奥様「リビングが快適すぎて、2階はほとんど使わないんです。正直、寝るときくらいですね……(笑)」
奥様が話す「リビング」には、もちろんダウンフロアが含まれます。2階を使わないということはつまり1階がそれだけ充実している証拠です。
今後お子様が成長するにつれ、生活は少しずつ変化もしていくことでしょう。でもまだしばらくは、1階での幸せ時間が続いていきそうな気がした、U様ご家族の取材でした。