2019.06.24インタビュー&レポート住み心地インタビュー vol.17
笑顔あふれる理想の2世帯住宅
2018年末からK様世帯とその親御様世帯が住まわれている2世帯住宅。親御様の家(K様のご実家)を建て替えての新築で、K様夫婦のお子様3人を合わせて現在は7名で暮らしています。K様は不動産業に携わっており、美都住販の良さを知ったうえでのご指名だったとのこと。また、2世帯住宅には珍しく、入り口は1つで共用スペースも多い設計になっています。そのこだわりや、2世帯ならではのエピソードをうかがってきました!
土地にお金をかけるより、実家を建て替えて理想の家を。
小高い丘を少しのぼった先に「ドーン」と現れるK様邸。2世帯で住まわれているということもあり、存在感のある立派なお宅といった印象です。
取材当日はあいにくの天気でしたが、K様ご家族はあたたかい笑顔で取材陣を迎えてくださいました。
K様邸には、K様ご夫婦とそのお子様が3人。加えてK様の親御様が住まわれています。
今回は、皆さんを代表してK様とお父様にお話をうかがいました。
2018年末に引き渡しを受け、2世帯の生活が始まったK様。もともと今のお住まいの前にはお父様のお宅、つまりK様のご実家があり、K様は別世帯で暮らしていました。
K様「最初は2世帯での暮らしは考えていませんでした。家を建てようと思って土地と合わせて検討していたのですが、当たり前ですが予算がものすごくて(笑)。ふと実家のことを思い出して『土地にかける分のお金を家にかければ、より理想的な家が建てられるのでは』と考えたんです。そこから父に話をし、進めていきました」
お父様「話をもらったとき、家は築35年ほどでした。全体的に少しガタは来ていて、すでにいくつかリフォームをしたあとだったので、最初は正直迷いました。ただ、年齢的に息子夫婦と一緒に住めるのは安心だと思って、最終的には決断しましたね」
K様「あとは、一生に一度くらいは親孝行しなきゃと思ったんですよ」
現役の不動産のプロが美都住販を選んだワケ。
K様の職業は不動産業。当然さまざまなハウスメーカーや工務店とのつながりがあるなかで、迷うことなく美都住販を選んだとのことです。「業界のプロが認めた」その決め手は何だったのでしょうか。
K様「簡単に言えば、コストパフォーマンスの高さです。仕事を通じて、高い品質の住宅をリーズナブルに実現できることはわかっていましたので。お世辞なしに、不動産業に関わる私から見ても、他に選択肢がないほどだったんですよ」
なかでも、外壁が総タイル張りのGrado(グラード)の品質は間違いないとのこと。
K様「見た目の重厚感はもちろん、気密性やメンテナンス性の高さなどメリットが多いんです。ただ、大手メーカーで近いものを求めると、どうしても予算が追いつかないのが現状です。その点、手の届く価格で実現できる美都住販さんは、本当に庶民の味方だと思いますよ!」
お父様「細かいことはプロである息子に任せていたのですが、そういえば打ち合わせに行くたびに新しい提案をどんどんしてくれて、スタッフさんの熱意も好印象でした」
K様「あとは、建築中の現場管理がキレイ!! 業界の人間だからこそわかるんですが、正直こんなに現場をキレイにする建築会社は美都住販さん以外は知りません」
いきなり玄関からこだわりが盛りだくさん!
- 玄関に入るとまずピカピカの床。
- 収納力抜群&使い勝手のいいシューズインクローゼット。
- 玄関横には腰を掛けてクツをはけるスペース。
- 間接照明。外壁と同じタイルを内装に用いるセンスも◎。
K様とお父様が家を建てる際に特にこだわった部分をおうかがいしました。
K様「玄関には大きなウォークインタイプのシューズクローゼットを設けました。家族が多いという理由はもちろん、仕切りをつけてどちらからでも家に上がれるようにすることで、常に玄関が整って見えるようにしています。自転車やベビーカーなどを置けるスペースとしても使えるし、便利ですね」
K様「これは妻からの要望です。海外で流行っていてオシャレだからということで、1階のLDK部分まですべてこの大理石調のフローリングにしています」
一般家庭ではなかなか見ることのないフローリングですね……すごくカッコイイです!
2世帯だからこその広々設計。
- 子どもと入れる大きなお風呂は1.5坪。
- こだわりのトイレにも間接照明。
女性たちに好評の洗面台は、ショウルームに行き、ミラーキャビネットが2台並んでいるのを見て、即採用! 使い勝手のいい洗面台に!
子どもも一緒にみんなで入れるように、お風呂は1.5坪に。
開放的かつ洗練されたLDK空間。
- ポーチとつながる開放感。
- 開放感を損ねないようブラインドカーテンを採用。
K様「美都住販さんの良いところの1つに『開放感』があるんですよね。採光窓が多かったり、吹き抜けがあったり。その点で言えばウチはダイニングの窓をフルオープンのタイプにしてもらいました。これだけ大きく窓を開けられると、やっぱり気持ちいいですよ」
お父様「隣にある私の部屋の窓のシャッターも目隠ししていても風が通る、半分開放できるものにしてもらいました。おかげでいつでも外の目を気にせずに風通しが確保できています」
お父様「私は和室がほしいと思っていました。客間として利用したいということと、父の大切な遺品である『掛け軸』をかける床の間がほしかったこともあります。
それでリビング横に和室を設けることになったんですが、内装の打ち合わせの際に『床の間のクロスはオレンジ』という提案を受けたんですよ。最初は驚きましたが、今となっては掛け軸を引き立てていてマッチしていると思います。掛け軸は季節ごとに4つをかけかえていくのですが、孫たちが『あ、絵が変わった!』と言ってくれるのが都度の楽しみになっています」
K様邸のキッチンはアイランド型。お子様がどこにいてもキッチンから見渡せるということで、女性陣の支持を得たのだとか。
ほかにも、ゴミ箱も収納してしまうなど、スタイリッシュな見た目がなんともカッコイイキッチンまわりです。
2階にもこだわり満載。
- K様ご夫妻の寝室。使い勝手◎のウォークスルークローゼット。
- 採光用の窓は、1階のリビングに合わせて3つに。
- 子ども部屋。将来は仕切れる設計。現在はセカンドリビング的な部屋として。
- 子ども部屋の天井。写真では見づらいものの、暗くすると星空のように光るクロス。
- 巨大子ども用プールもおけるベランダその①。
- 家族7人分の布とんが干せるベランダその②。
「分け隔てなく家族みんなが笑顔で集える空間にしたかった」
2世帯住宅といえば、世帯ごとに生活圏が分かれており、玄関が2つあるようなお宅を想像していました。ところが、K様邸は入り口はもちろん、キッチンやお風呂など生活圏の多くが共用です。その真意をK様にお聞きしました。
K様「そもそも全員そんなヨソヨソしい関係じゃないし、逆に私はみんなが接する時間が多くとれるような家にしたいと思っていたんですよ。最初に設計の提案をいただいたときも入り口が2つでキッチンも分かれていて……となっていたので『そうじゃない』と。もちろん、各々の部屋など最低限のプライベートスペースは確保したうえで、なるべくみんなが笑顔で集える空間をめざしました」
なるほど。K様が家族みんなのことを考えたからこそできた2世帯住宅だったわけですね。
最後に、実際に住んでみての感想をうかがいました。
K様「不動産業界で働いてきて『自分の家だったらこうしたい』という理想はずっと持っていました。それが実現できたので、まさに夢が叶った感じです。家族もみんな仲良く暮らせていますし、大満足ですね」