2017.12.07インタビュー&レポート住み心地インタビュー vol.5

空間を上手にわけてワンランク上のマイホームを実現!! 自宅でネイルサロン

神奈川県相模原市にお住まいの河村様ご一家は、2017年3月に新しい暮らしをスタートしました。それまでは賃貸マンションで暮らしていたご家族ですが、ご夫婦そろって自営業者ということもあり、それぞれの仕事のスペースを整えるべく新築の注文住宅を建築。奥様はネイルサロンを、ご主人は建築関係のお仕事を営んでいます。「新築してからは自信を持ってお客様をお迎えできます」と嬉しそうな奥様。ゲストと家族が同じ空間で快適に過ごすために気を付けたこととは、一体どのようなポイントだったのでしょうか?

ゲストも家族も快適に過ごしたいから、自宅サロンをつくるときは動線がポイントに

最近では、自宅の一室でネイルサロンやエステサロンを開業する方が増えてきているそうです。自宅サロンと言っても、やはりゲストに特別な時間を過ごしていただくためには、プライベートな家族のスペースと、サロンスペースを区別して考えたいもの。河村様邸では、ゲストが訪れるサロンスペースは1階に、そして家族のスペースは2階に居住スペースを区切って間取りを計画しました。

  • 玄関からすぐの場所にサロンスペースを設置。ゲストが立ち入る場所を集中させることで、仕事と家族の空間の区切りがつけやすくなります
  • ゲストが使う洗面台もサロンのすぐ近くに計画しました。玄関ホールの一角にあるため、外から帰ってきた家族も使えて便利です

飾って見せる「ニッチ棚」にネイルのデザインサンプルを飾って

「私が絶対に欲しかったのはネイルのデザインサンプルを置けるスペースでした」とお話するのは奥様。憧れのサロンをつくるときに、初めにイメージしたのはニッチ棚でした。来店したゲストがすぐにデザインサンプルが見えやすいように、施術者の背中側の壁面にニッチ棚を計画。壁にくぼみをつけて収納をつくるニッチ棚は、ほこりがつきにくく家具要らず。限られたスペースを有効活用できる点でも優れ、加えて部屋のインテリアもスッキリと仕上がります。

  • 約4.5帖の洋室をネイルサロンにしています。施術用の机が二つ置かれていて、もう一台はスタッフさん用の机なのだそう。シンプルで落ち着く空間でした!
  • ニッチ棚にはネイルのデザインサンプルを飾って。お仕事シーンでも好印象な“大人上品テイスト”が河村様のネイルデザインの特徴♪

ご主人のお仕事部屋も自宅に併設

河村様のご主人も自営業をしているため、自宅に事務所を設置しました。協力業者の方が打ち合わせに来ることも頻繁にあるそう。仕事関係者の車がたくさん停められるように、自宅前には4台の駐車スペースを確保。そして、駐車場から直接事務所に入ってこられる動線も作りました

  • 自宅兼事務所前のスペースは車が4台停められるため、仕事関係の方が来たときも駐車スペースに困ることはありません
  • 駐車場からすぐにアクセスできるご主人の事務所。自宅の玄関とは別に入口を計画しました。家族の動線と区切ってあるため、仕事とプライベートの区別がつきやすくなります
  • 仕事中のご主人。約6.5帖の事務所には、PCと来客用のソファを設置。「事務仕事に集中できる環境ですよ。ついついここにいることが多くなります」とご主人
  • 愛煙者の方も気兼ねなく喫煙できるように、事務所には換気扇を取り付けました

リビングには、ゲストが集ってのんびりとくつろげる工夫がいっぱい

もともと、「吹き抜けのある家」に憧れていたという奥様。屋根の勾配を活かした天井にすることで、吹き抜けのような開放感が得られると聞き、リビングに取り入れることにしました。高い位置に自然光が降り注ぐ窓を取り付けたり、心安らぐ間接照明を採用したりしたことで、明るく上質な空間が完成。ホームパーティなどでゲストが集まるときもゆったりとくつろげる開放感があります。

ご主人曰く「年に2~3回、仕事関係の仲間を招いてパーティをするんです。LDKは22帖とできる限り広く計画したので、10人以上集まっても十分なスペースがありますよ」と満足そうなご様子。

  • リビングに空間の広がりをもたらしてくれる勾配天井。ハイサイドから自然光が降り注ぎ、おおらかな空間が広がっていました
  • 壁幅に合わせて造作したテレビボード。テレビ背面はタイル調の壁材「エコカラット」を使って。空間が引き締まります
  • LDKからつながる約4.5帖のバルコニー。ゲストが来たときはリビングとバルコニーがすぐに行き来できて便利
  • リビングの一角にはウォークインクロゼットをプランニング。ワンちゃんのお手洗いやお掃除ロボットの基地もここに。ゲストのコートをかけたり、かばんを置けたりするスペースとしても活用できます

インテリアのテーマはバブリー(笑)!? 上質な素材を使ってワンランク上のマイホームが実現

インテリアのポイントをお聞きすると「ゴッドファザーの家とか、バブリーな家をイメージしてシンプルモダンでコーディネートしました」とご主人。真っ白い大理石調のフローリングと、ダークブラウンの建具で家中が統一されていて、高級感のある内装が実現しました。

ところどころに空間のアクセントとしてタイル調の内装材「エコカラット」をあしらっています。ラグジュアリーな内装は、新築後に選んだ皮張りのソファやイタリア製の家具、そして奥様が大切にお手入れされているたくさんのグリーンとマッチしていて素敵!

お気に入りのソファに座ってリラックスしている河村様ご一家。テレビを見たりテレビゲームをしたりして、家族でリラックスタイムを過ごしているそうです。お友だちからも評判なのだそう
  • 上質感が漂う玄関ホールにはエコカラットを。天井の関節照明が作る陰影も美しさを強調しています。「ここがお気に入りなんです」と奥様
  • 家全体に取り入れた真っ白なフローリング。まるでホテルのような高級感があるので、自宅にいながらラグジュアリーな気分に浸れますね!

信頼できる相模原のハウスメーカーに依頼

写真左側より、美都住販の船田、池田、鈴木

最後に、どのようにしてハウスメーカーを決めたのか、建築に携わるご主人にお聞きしました。

「私も仕事柄、建物を見る目はあります。信頼している仕事仲間にリサーチしたところ『しっかりと家づくりをしているのは美都住販だよね』という声が多かったので、何社か見て回りましたが美都住販に決めました」とのこと。また「新築してからは前の家ほど地震の揺れを感じません。耐震等級3の強い家づくりがポイントなのかもしれませんね」とお話してくださいました。

奥様も「実はコストカットのためにキッチンの食器収納家具は自前で用意しようと思ったんです。でも、『絶対にあると便利だから』とコーディネーターの鈴木さんが親身にアドバイスをしてくれたので取り付けました。やっぱり正解でしたね」と、アドバイスに納得の様子。限られた建築費用のなかで、採用するものとしないもののアドバイスがしっかりとできていたので信頼して仕事を依頼できたそうです。

住まいと職場が同じ家の中にある河村様邸。ゲストと家族が気兼ねなく時間を過ごせ、そして互いにリラックスできる工夫がたくさん。「住職近接の働き方」というと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、自宅で仕事をする方が増えている今、仕事の空間と家族の空間を緩やかに分けて、快適に過ごせる工夫は大切なポイントです。

河村様、これからたくさんのゲストを迎えて、素敵なネイルと笑顔を広げてくださいね!


 

【河村様のサロン情報】

店名:Kupulau Nail

住所:神奈川県相模原市中央区東淵野辺2-25-2

メニュー:シンプルコース4,500円、デザインコース5,500円、フットネイル4,500円、アートし放題6,500円など。画像持ち込みによるオーダーデザインもご相談できます。※初回20%Off

お問い合わせ:kohariko@ezweb.ne.jp

HPはこちら:https://nailbook.jp/nail-salon/21798/

 

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