2017.11.10家とのつきあい方リフォームでもっと快適! vol.1
【増築リフォーム】ひろびろリビングへ!
この度、約10年住んだマイホームを大幅にリフォームされたとのことで、N様ご家族のインタビューに伺いました。きっかけや予算との兼ね合い、ビフォーアフターの感想まで、お話はリアルな内容が盛りだくさん。リフォームの参考にしたい方にとってはもちろん、新築を考えている方のヒントにもなる事例がいくつも登場します!
「せっかくなら建ててもらったところに聞いてみようと思ったんです」
- 3棟並んだ真ん中のお宅がN様邸。
- 庭ビフォー写真。
N様が本格的にリフォームを考え出したのは、2016年後半あたり。2人のお子様が成長するにつれ、いろいろと手狭に感じるようになったことが大きな要因のひとつとのこと。また、家を建ててから7〜8年が経過し、ご夫婦のなかでもやりたいことが増えていったんだとか。なんとなくスタートしたというリフォームを、N様はこう振り返ります。
ご主人「『駐車場部分の2階だけを増築して屋根付きにしたい』『使わなくなった庭をなんとかしたい』『太陽光発電を入れたい』など、やりたいことはたくさんありました。ただ、しばらくは具体的にどこに相談すればいいかわからずにいたんです。あるときふと、16号線沿いに美都住販さんを見つけ、家を建ててもらった会社なら安心かなと思い、とフラッと立ち寄ってみたのが始まりですね」
奥様「もともと予算の都合もあって『狭い家でもいいよね』といってこの家を建てたんです。だから、良くも悪くもいろんなところがすごくシンプルでした。当時からこだわりがないわけではなかったんですが、それなりにお金もかかるので……」
今の家は、ご夫婦が当時お住まいだった近所でたまたま土地を見つけたことが、そもそもの始まりだそうです。3つ並んだうちの真ん中の1区画を購入し、注文住宅として建築。のちに両隣の家が建つと「だんだん見劣りする気がしてきたんです」とご主人。
全然そんなことないと思うのですが……やはり隣の芝は青いのでしょうか(笑)。かくして、N様邸のリフォームは行われました!
まるでサンルーム! リビングにくつろぎ空間がプラス。
- リフォーム前のリビング。
- リフォーム後。窓枠が生かされ、そのままスペースを拡張。
今回のリフォームで最も大掛かりだったのが、庭のスペースに部屋を増築した部分でした。お子様が小さい頃は、プールを出したり砂場遊びをしたりと活用していましたが、お子様の成長に合わせるようにして使わなくなっていったそうです。植物を育てるのにも、日当たりがあまり良くない……そんな理由から「どうせならリビングを広げよう!」と決断されたということでした。
- 増築部分に設けた3枚の天窓。十分な明るさを確保。
ご主人「今回のリフォームで、私はどうしても木の質感をどこかに入れたかったんですよ。以前からカッコイイなぁと思っていたんです。なかなか使う場所がなかったんですが、増築スペースの天井部分にさりげなく配置できました。また、天窓もすごく気に入っています。庭の感じからして暗めな場所をイメージしていたのですが、今日みたいに雨の日でもかなり明るいんです」
- 床はスタイリッシュなたたみ&ピアノ用のフローリング。
- 収納力抜群のウォークインクローゼット。
- 平時は収納可能な室内物干しを設置。
- 増築部分を上(ベランダ)から撮影。
ご主人「床はリラックスできる畳に。物が増えてきたこともあって、憧れのウォークインクローゼットも作りました。また、意外と便利だったのが室内物干し。普段は収納しておけるし、これは自分では思いつかなかったので提案いただけて良かったと思っています。何よりもリビングが広がったので、全体が開放的になりました」
このリフォーム、実は元あった窓枠を残したままスペースを広げています。予算との兼ね合いも良さそうですし、うまくスペースを生み出せていますよね。ご主人肝入りの木の梁(はり)と畳&フローリングの色が、シックな感じで合っていてすごくオシャレです!
ちなみに、以前はリビングにあったピアノ。アップライトピアノに買い替え&増築部分に設置する予定でリフォームをし、見事ジャストサイズで収まっています! ピアノを置くスペースのみ、床をフローリングに。リビングがより広々感じられますね。
1階総張り替え。じっっっっっくり選んだ壁紙。
- リビングにエコカラットを導入。消臭効果+見た目にも◎。
- 玄関にもエコカラット。
今回のリフォームに合わせ、なんと1階はほぼすべての壁紙を張り替えたとのこと! 家を建てる際は担当コーディネーターも驚くほどの早さで壁紙を決めてしまったというN様。その反動か、今回はじっくりとさまざまな壁紙を見られたそうです。
ご主人「特にエコカラットは気に入っていますね。カッコイイ見た目はもちろん、リビングで犬を飼っているので、私たちは慣れてしまってあまりわかりませんが、独特のにおいが軽減されていると思います」
奥様「壁紙に関しては、実際にサンプルをいくつも壁に貼って試してみて、近くから遠くから、朝と夜、照明の色を変えてなど、とにかくじっくり選びました。大変だったんですが、それよりもやっぱり楽しい気持ちが勝っていて、結果的にとても納得のいくものが選べました」
オール電化導入! 便利になったキッチンに奥様が笑顔♪
ご主人曰く「本当は一番やりたかった」という太陽光発電パネルの設置。ただし、通算の費用を考えて数年後に訪れる屋根の塗装の時期と合わせようとのことで、今回はまずオール電化工事(エコキュート、IHクッキングヒーターの導入)だけを行ったんだとか。喜んだのは奥様でした。
奥様「主人は光熱費のためと言っていましたが、私はお手入れが簡単になったことが一番嬉しいですね。火力の感じも全然問題ないですし、子どもがいるので安全面も安心です。ついでにレンジフードも新しいものに変えてもらいました♪」
「きれいに使っていただいてありがとうございます」
- リフォームで調光可能なダウンライトに。
- クローゼットの扉を高く。天袋の使用がラクに。
他にも、リビングの照明をシーリングからダウンライトに変更したり、クローゼットの天袋を使いやすくするために扉を高くしたり、N様は今回、細部にわたってさまざまなリフォームを行っています。
ご主人「最初はここまでやる気はなかったんですが、相談するうちにいろいろと便利なものや快適なやり方を提案いただけて、おかげでずいぶんと暮らしがレベルアップした感じです。新しい照明は調光できて、色味も電球色から昼光色まで、気分やシーンによって変えられるのがいいですね。」
やはり、家を建てた建築会社に頼んだことで、よりいろいろな部分で融通が利いたようですね。家族の成長に合わせて間取りの変更や設備を新しくしたことで、生活がより快適になったといったご様子でした。
では最後にご主人より、今回のリフォームでのちょっとした感動エピソードをご紹介します。
ご主人「実は、リフォームを担当してくれた大工さんが、当時この家を建ててくれた大工さんだったんです。担当営業さんが気を利かせてくれたんでしょうけど、その大工さんがいらした際に『家をきれいに使っていただいてありがとうございます』って言ってくれたんですよ。なんだかその言葉にすごく感動しちゃって。この一言で、ここに任せて良かったと心から思えました」