2017.09.21相模原ライフ相模原市 全駅徹底ガイド vol.2
【相模原駅】都市機能集約で暮らしやすさ◎
相模原駅周辺の住み心地や暮らしやすさは? 子育て環境は? 買い物は便利? 実際に現地を訪れてみると、市役所などの公共機関が充実。激安スーパーや子育てスポットなどもあり、生活するのには非常に便利な街でした。西門商店街の理事長にもお話を伺い、地域の魅力を徹底レポートします!
「住む」に適した機能が充実。
駅周辺にはランドマークとなるような大きな建物はなく、個別商店や国道16号線に沿う大型店舗などが点在するのが特徴です。市の中心街として、役所、税務署、病院、学校などの公共施設が充実している点も見逃せません。比較的平坦な土地で、道幅の広い道路や歩道が多いため、住む場所としての機能が高い街並みといった印象です。
メイン通りが放射状に3本伸びる、整った街並み。
- 駅南口の様子。
- 駅南口からまっすぐ伸びる「さがみ夢大通り」
相模原駅には改札は1つで、出入り口が北口と南口の2つ。北口には在日米軍相模総合補給廠が広がっていて、多くの機能は南口側に集中しています。
南口を降りると、2つの小さな駅ビルとペデストリアンデッキにあるパイプのモニュメントが迎えてくれます。通りが3方向に抜けていて、なかなか気持ちの良い見晴らしです。駅を背にして正面に伸びるのが、写真の「さがみ夢大通り」。国道16号線に出る最短ルートです。
その右に伸びているのが「氷川通り」。10分ほど歩いたところに、安産・子授けを祈る参拝者が多い「氷川神社」が鎮座しています。
残るは左にある「さんはぜ通り」。こちらは記事後半でお伝えする「西門商店街」に通じる通りです。
激安市場のような雰囲気が楽しめるスーパー。
駅ビル「CELEO(セレオ)」の1Fにあるライフをはじめ、三和、オーケーストアなどがあり、普段の買い物に不便はなさそうです。特に注目はヨコカンC&C相模原店。「プロの食材」とうたっているだけあって、その品揃えと激安価格には誰もが納得のスーパーです。駅から少し距離はありますが、46台分の駐車場があるので、車でのご来店もおすすめです!
子育て世代に嬉しい便利なスポット。
先述のスーパーから少し駅方向に戻ったところにあるのが、商業ビル「グッデイプレイス」。近隣の方であれば「旧アイワールド」という言い方により馴染みがあるのかもしれません。
ここ、実は子育て世代にぴったりの店舗が集結しているんです。リーズナブルな子供服を扱うバースデイ、そして子ども用巨大室内遊園地Kid’s US.LANDが入店しています。他にもスーパー三和や100円ショップダイソーもあり、子どもと1日遊んでいられそうです。
ちなみに、ビルの前の「リバティ大通り」は通称「ラーメン通り」とも言われるラーメン店の激戦区となっています。ぜひお好みの味を探してみては?
昔ながらの風情を残す西門商店街。
駅からさんはぜ通りを歩くこと約10分。全長450mほどの、桜並木がきれいな西門商店街が現れます。商店街といっても、真ん中に大きな通りがあり、駐車スペースもあることから、近所の方から車で来る方まで客層はさまざま。今回は、そんな商店街の理事長を務めている浦上さんにお話をうかがいました。
「西門商店街には青果店が2つ、精肉店が1つ、鮮魚店が1つと、全国でも珍しい生鮮食品が揃えられる商店街です。古くからやっているお店が多く、お客さんとの距離が近いのが特徴ではないでしょうか。昨今はコンビニや大型店などに押されがちですが、和菓子の『マルヤ』、蕎麦と餃子の『さかくら』、お好み焼きの『お多福』など、自家製で特色のあるのものを販売しているお店は強いですね。商店街として、これからもそうした個人店の背中を押していきたいと思います。それぞれのお店の魅力が、そのまま商店街の魅力につながるのですから。」
ちなみに写真にある赤い手と青い手のモニュメントは、あの「芸術は爆発だ」で有名な岡本太郎の作品です! こちらも見逃せません。
さっそく、浦上さんのお話にもあった、太巻き、赤飯、団子などが人気の和菓子店「マルヤ」さんにお邪魔しました!
「ウチは素材にこだわっています。例えば、お米は国内でも最高級の新潟岩船産コシヒカリを使っています。根底にあるのは奉仕の心。やっぱり、お客さんに喜んでもらうために商売をやっていますからね。駅前にも支店がありますので、近くにいらした際はぜひご賞味ください。」
- マニア垂涎のヴィンテージオーディオ専門店「ジュピターオーディオ」
- 左利き文房具を取り扱う「菊屋」
個性的な店舗が多い西門商店街。市役所に用がある際なんかには、ぜひ立ち寄ってみては。
来訪者50万人!? 市民桜まつり。
今年は4年に1度の「若葉まつり」です!GWのご予定にぜひ開催情報をチェックしてみてください!
桜の時期、「市役所さくら通り」を中心に毎年開催されるのが市民桜まつりです。相模原市中央区は、区のシンボルマークに桜を入れるほど桜のイメージが定着しています。なんとこのお祭りには毎年50万人ほどが訪れるようで、全国的にもかなり大きな規模なんだとか。通りには多くの露店が並び、パレードからステージイベントなど、見所が盛りだくさん! ちなみに、4年に1度は「若葉まつり」として5月に開催されているようです。
相模原駅周辺は、きれいに整備された街並みがとても心地良く感じます。買い物に公共施設に、暮らしやすさが凝縮したような街でした!
横浜駅へは直通で約45分。新宿駅へは町田駅で小田急線に乗り換え、もしくは橋本駅で京王線に乗り換えでどちらも約55分。