2023.06.02相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.35

4年ぶりの開催「第50回相模原市民若葉まつり」は大賑わい!

2023年5月13日(土)・14日(日)、4年ぶりに「第50回相模原市民若葉まつり」が開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響により開催が見送られてきた中で、今回の若葉まつりには2日間で延べ33万人が来場されました。この度、初日の模様をレポート。雨が降ったり止んだりするあいにくの空模様でしたが、13時の開会前から多くの人々が今か今かと始まりの時を待ちわびていました。そして、50回目という節目の開催に相応しく、記念イベント等さまざまな催しで賑わいました。

待ちに待った相模原市民若葉まつり!

若葉まつりのレポートをお届けするにあたり、まずは「相模原市民桜まつり・若葉まつり」について概要をお伝えいたします。

相模原市のホームページによると、 「相模原市民桜まつりは、昭和49年(1974年)に市制施行20周年を記念して相模原のふるさとづくりをテーマに始められました。『72万人のふるさとづくり』『人・もの・自然、すべての共生を求めて』のコンセプトのもと、 市役所さくら通りを主会場に市民の手づくりによる催し物や市民パレード、 絵画コンテストなど盛りだくさんの内容で皆さんをお迎えします。なお、統一地方選挙が行われる年(4年に1度)は、5月に『相模原市民若葉まつり』として開催されます」 とのこと。今年は統一地方選挙が行われましたので、若葉まつりの開催となったわけですね。

会場案内図

市役所さくら通りは歩行者天国に。この「シビックストリートゾーン」を中心に、展示系の「知恵のゾーン」、ステージ・イベント系の「いきいきゾーン」、物販その他の「にぎわいゾーン」の4つにジャンル分けされ、さまざまな催しが行われました。

開会式、テープカットの模様

郵便局前に設けられたシンボルアーチの下で、本村賢太郎相模原市長、野村勇次相模原市民まつり実行委員長らによるテープカットが行われました。

  • 開会の挨拶をする本村市長
  • ラジオ生放送出演中の本村市長と野村実行委員長

開会式のあと、出展企業の1つであるFM HOT 839(エフエムさがみ)の特設スタジオで本村市長と野村実行委員長が生放送に出演し、若葉まつりをアピール。4年ぶりの開催ということで、熱い想いを語られました。締めくくりに本村市長は「今日と明日、相模原は盛り上がっていきます。お友達をお誘いの上で市民まつりに参加していただいて、皆さんでワクワクした時間を過ごしましょう」と、お話しされました。

若葉まつりの目玉、各団体によるパレード

市庁舎前のシビックストリートゾーンでは、さまざまな団体によるパレードが繰り広げられました。

  • 在日米陸軍軍楽隊のパレードからスタート
  • 相模原市レクリエーション協会の民謡パレード
  • 熱気に包まれたブラジル文化を披露するサンバパレード
  • カナダ文化を披露するパレード。プラカードで都市や文化を紹介

パレードは、在日米陸軍軍楽隊から始まりました。続いて相模原市レクリエーション協会による民謡パレード。そして相模原市国際課によるブラジルとカナダの文化を披露するパレードと続きました。相模原市は、先のオリンピック・パラリンピックで両国のホストタウンとして選手団を受け入れたとのことです。サンバの熱気で、若葉まつりは一段と盛り上がりました。

写真提供:Kaimanaフォトスタジオ(相模原市中央区)・小松文乃様

初日に雨天のため順延された、相模原市少年鼓笛バンド連盟によるパレード。2日目は雨も上がり、子どもたちが日頃の練習の成果を披露してくれました。写真からも子どもたちが一所懸命に演奏している様子が伝わってきますね。私は直接見ることができなくて残念でした。

たいへんな賑わいの、にぎわいゾーン・いきいきゾーン

初日はあいにくのお天気でしたが、飲食系を含むたいへん多くの露店やイベント、企画、ステージなどが展開されました。

第1ステージのプログラム表
  • ステージの口火を切った銀河連邦サガミハラ共和国
  • 相模原市中央スポーツ少年団による少林寺拳法の演武

市庁舎前の第1ステージでは2日間ともに多くのプログラムが展開され、若葉まつりに華を添えました。初日、第1ステージのトップバッターは、銀河連邦サガミハラ共和国。連邦に所属する複数の「共和国」が結集し、それぞれの活動についてアピールをされました。

【銀河連邦とは】
宇宙開発の最先端技術を研究する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設が縁で全国の市町が交流を図るため、1987年にユーモアとパロディの精神で組織されました。現在7つの市町で組織されており、相模原市(サガミハラ共和国)にはJAXA相模原キャンパス、北海道大樹町(タイキ共和国)には大樹航空宇宙実験場、秋田県能代市(ノシロ共和国)には能代ロケット実験場、岩手県大船渡市(サンリクオオフナト共和国)には三陸大気球観測所(2007年9月29日閉所)、宮城県角田市(カクダ共和国)には角田宇宙センター、長野県佐久市(サク共和国)には臼田宇宙空間観測所、鹿児島県肝付町(ウチノウラキモツキ共和国)には内之浦宇宙空間観測所があります。

  • 宇宙開発に関連したJAXAの出展ブースも多くの人々の関心を集めました
  • 飲食やおもちゃ、体験型など、出展ブースは大盛況!
  • ピンクリボン相模原による血管年齢測定ブース
  • 祭り囃子愛好の会・相模粋鼓會によるお囃子と獅子舞

お祭りといえば物販系、飲食系の露店ですね。ソースの匂いや、お肉や魚介の焼ける匂い、わたがし等の甘い匂いは、ザ・縁日という印象があります。私もたこ焼きをいただき、まさに五感で若葉まつりを堪能させていただきました! 歩行者天国になっているメインストリート脇には、ヘルスケアや不動産、金融などの相談ができるブースも数多くありました。獅子舞に頭を食べられた少年には、何か良いことがありそうですね。

  • SC相模原のPRおよび体験型ブース
  • さがみはら看護フェスティバル実行委員会
  • 相模原市鉄道模型クラブ

相模原市に活動の拠点を置くホームタウンチームも、若葉まつりに参戦!サッカーJリーグクラブのSC相模原や、女子プロサッカーチームのノジマステラ神奈川相模原、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属の三菱重工ダイナボアーズなどの活気が、地域との一体感を感じさせてくれました。

市庁舎ロビーにも、複数のブースが設けられました。さがみはら看護フェスティバル実行委員会、相模原市鉄道模型クラブ、神奈川県建築士事務所協会相模原支部、相模原市行政相談連絡会、相模原市戦没者遺族会、相模原市人権擁護委員協議会、相模原市スポーツ推進委員連絡協議会などの団体がPRおよび相談の窓口を展開されていました。

SDGsの活動もしっかりとアピール!

  • 市庁舎内にも設置されているSDGsモデル自動販売機の展示
  • さがみはらSDGsゾーンには24団体がブース出展

2020年相模原市は、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に向けた取り組みと、発展を続ける都市部と雄大な自然の調和や共生社会の推進などが評価され、「SDGs未来都市」に選定されました。

そうした中で、SDGsについて楽しく学べるエリアとして、地元企業等からなるSDGsパートナーによる体験や展示のゾーンが設けられました。24団体が集結し、それぞれの視点からアピールを行いました。

大盛況のうちに終わった第50回相模原市民若葉まつり。お出かけできなかった方は、来年開催される桜まつりにぜひ、足を運んでみてください。桜の季節ならではの雰囲気がステキですよ!!

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