2020.08.09相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.30
【上大島キャンプ場&相模川自然の村公園】家族みんなで楽しめるアウトドアスポット!
アウトドアレジャーがますます注目を集める昨今。今回、相模原市内でも屈指の人気を誇る「上大島キャンプ場」を取材&実際に体験してきました! 広い敷地と450台分の無料駐車場、設備やサービスが充実しながらもリーズナブル、など、人気の理由を実感。運営団体の会長にもお話を伺ったほか、隣接する「相模川自然の村公園」で水遊びもしてきました。普段はインドアな筆者が綴る、ファミリーで楽しむデイキャンプ体験記です!
キャンプ場に到着。受付をしよう!
長かったですね……そう、梅雨の話です。
ステイホームな昨今。たまには外で思いっきり遊びたいですよね。
今回は、子育て世代家族がみんなで楽しめる“デイキャンプ”をご紹介します。
デイキャンプとは、宿泊せずに、アウトドアレジャーを日帰りで楽しむことを指します。
手軽に楽しめることや、近年のアウトドアブームの影響もあり、デイキャンプをする人が増えているのだとか。
梅雨明け早々、さっそく訪れたのは、相模川の河川敷に沿うように設けられた「上大島キャンプ場」です。もちろん、天気は快晴!
営業は3月〜11月。敷地は約30,000㎡、450台分の無料駐車場を有する、市営のキャンプ場。
自由に場所が選べるフリーサイトではありますが、完全予約制なので「場所がとれない」なんて心配もいりません。10人以下なら利用料は1日たったの1,000円(5人なら1人200円!)と、非常にリーズナブルなところも人気の秘密です。
今回筆者は、夫婦+子2人(未就学)の4人で参戦!
現地に到着したら、まずは管理棟で受付を済ませましょう。
こちらでは、BBQに必要なさまざまなアイテムがレンタル可能です。
筆者はコンロ、網、鉄板の3点セット(1,500円)をレンタル。ほかにも借りられるものが多くあるので「食材さえ用意すればあとはレンタル」なんて楽しみ方もできます。
好みに合わせて場所を決めよう!
キャンプエリアは、上の写真にあるように大きく3つに分かれています。
やはり日差しが強くなる夏場は「松林エリア」が比較的人気のようです。
筆者は、グリーンも空も木陰も、なんなら近くを流れる相模川も眺めたかったので「南広場」エリアの小高くなった木陰に陣取りました。駐車場の車とも近く、何かと便利で大正解でした。
また、敷地内には桜の木が多く、春にはお花見BBQを楽しむ人で賑わうそうです。
ちなみに、このレンタル3点セットは、使用後に食材さえ取り除けば、一切掃除する必要ナシ!
ここの手間が省けるのは非常に大きいですね。
便利で安心。いろんな施設が充実!
- 中も広くて使いやすい。
- トイレも立派。もちろん、中もキレイ。
市営も影響してか、もろもろの設備が整っている点も魅力的です。
大きくて立派な炊事場やトイレに加え、3分200円で使用できるシャワー室まであるのはありがたいですね。
テント泊をする場合、近くの温泉施設に行く楽しみもありますが、移動はなかなかの手間なので、宿泊組にとっては最高の設備ではないでしょうか。
- シャワー室は管理棟のすぐ横に併設。
- 管理団体「大島観光協会」のマスコットキャラクター「しまーゆ」。相模女子大学の学生がデザインしてくれたのだとか。
6~10月には相模川でアユ釣りも楽しめる。
相模川を最大限に楽しむなら「アユ釣り」です。
シーズンは6~10月。アユ釣りの名所としても名高いようで、この期間には多くの釣り人が押し寄せてくるそうです。
売店では、アユの餌となる稚アユが売られているのに加え、軽食も用意されています。
やっぱり「アユの塩焼き」はいただいてみたいところです。
- 店内。写真では見づらいですが、ここにアユの餌となる稚魚が泳いでいます。
- 小高い場所から相模川を眺められる、開放感のあるテラス席。
ちなみに、河川敷に出て水にふれる程度はできますが、相模川は基本的に遊泳禁止。
子どもたちの水遊びは、隣接の「相模川自然の村公園」へ(後述)。
運営団体「大島観光協会」の会長にインタビュー!
上大島キャンプ場の管理を市から依託されている「大島観光協会」。
その会長である大貫さんにお話を聞くことができました!
大貫会長「おかげさまで多くの方にご利用いただいている状況でして、2019年実績で利用者は約3万7千人です。休日ともなれば70以上のテントが並ぶ日もあります。また、近頃はお子様連れのご家族や学生の友人グループなど、4、5人くらいでの利用が増えている印象です。特にお子様がいる場合、隣の『相模川自然の村公園』で水遊びが兼ねられますので、楽しく過ごされているようですね」
上大島キャンプ場は「シャワー室がある」「レンタルコンロの掃除不要」など設備やサービスが充実していることが特徴です。そこには会長の強い想いが隠されていました。
大貫会長「モットーとして『利用者がより楽しめるように』と常に考えています。シャワー室やコンロの片付けはもちろん、川の近くということもあり、場内アナウンスで天候変化の周知を促すなどの安全対策も徹底しています」
こんな素敵な方々の支えがあって、私たちはキャンプを楽しめているんですね。
BBQやってみました!
お待たせしました! BBQをはじめます!
気温30度(体感)のなか、朝から場内をぐるぐる歩き回って写真をたくさん撮り、昼前に会長のお話も聞いている段階から筆者はお腹が鳴りまくりでした(会長すみません)!!
筆者家族、まだ子どもが小さいこともあり、調理の下準備はすべて自宅で済ませてきました。
外での調理も醍醐味の1つではありますが、これはこれでラクができ、アリでした。
それでは、手前味噌ながら。今っぽく「映える」料理の数々をしばしお楽しみください。
- アヒージョぐつぐつ。カマンベール入り。
- 小さい子を見ながらなので、焼きながら少しずつ食べます、いただきます!
- BBQのデザートといえば焼きマシュマロ。子どもも大喜び。
- 焼きマシュマロを、チョコとともにクラッカーに挟めば「スモア」の出来上がり。
いやぁ、ごちそうさまでした!!
コンロなどの返却は16時半までです。
※コンロ返却の際、スタッフの方に運搬を手伝っていただき、助かりました。この場を借りて、感謝いたします!
【相模川自然の村公園】子どもは水辺でおおはしゃぎ!
- 駐車場と隣り合った場所に入り口を発見!
- 水面との仕切りがない、大きな水たまりのようになっている通称「じゃぶじゃぶ池」は子どもたちに大人気。
舗装された小川のようなイメージで、水深は20~30cmくらいでしょうか。
小さい子どもでも安全に遊べるつくりになっています。
水遊び、よほど楽しかったのか、子どもが帰りたがらずに大変でした……。
時間がなくすべて回れなかったのですが、ほかにも広い芝生広場があったり、小高い散策路から雄大な景色が楽しめたり、県の重要文化財にも指定されている古民家も見られたりと、まさに大人も子どもも楽しめる充実ぶりです。
ぜひキャンプと合わせてお楽しみください!
普段はインドアな筆者。
ものすごく疲れましたが、なんだか心地よく感じるタイプの疲れだったように感じました。
アウトドア、みんながハマるわけがわかったような気がした1日でした。
●上大島キャンプ場
完全予約制のため、ご利用前に必ず電話でご予約を!
042-760-6066(9:00〜17:00)
http://www.oshima-sagami.com/
アクセス:
・JR・京王線橋本駅南口(2番乗場)から相模原市コミュニティバス「せせらぎ号」「相模川自然の村」行(橋30)バスで相模川自然の村(終点)下車徒歩5分
・出発地:橋本駅南口⇒目的地:上大島(終点)乗車時間約15分
系統番号 橋33 西橋本経由「上大島」行
系統番号 橋36 六地蔵経由「上大島」行
「上大島」バス停下車 徒歩15分
・県道48号鍛冶谷相模原線「相模川自然の村入り口」信号を曲がって1.5km。車でご来場の人は駐車台数に限りがありますので、乗り合いでおいでください。
●相模川自然の村公園
042-769-8243(相模原市公園課)
営業時間:7:00〜18:00
【古民家園】
7〜8月…9:30分〜17:30
9〜6月…9:30分〜16:30
アクセス:
・JR横浜線・相模線、京王線「橋本駅」から「相模川自然の村」行きバス(橋30系統・市コミュニティバス)、終点下車、徒歩5分
・JR横浜線・相模線、京王線「橋本駅」から「上大島」行きバス(橋33・36系統)、終点下車、徒歩15分