2024.11.19相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.42
【さがみはらフェスタ2024&cococara MARCHE】おいしい!楽しい!感動!相模原の魅力が大集合。
2024年11月2日(土)、3日(日)、4日(月)の3日間、相模原のあらゆる魅力がたっぷり楽しめる「さがみはらフェスタ2024」が開催されました。史上初の3days開催、参加飲食店は100店舗以上など、年々その注目度は増しています。グルメ、LIVE、各種体験など、隣の敷地でほぼ同時開催されていた「cococara MARCHE」と一緒に、昼から夜まで堪能してきた様子をレポートします!
「アンブレラスカイ」が、入り口でお出迎え。
JR相模原駅北口から目と鼻の先。
「さがみはらフェスタ2024」は、相模総合補給廠一部返還地の広大なスペースを活用して開催されました。
楽しいこと盛りだくさんのイベントですが、なかでも目を引くのは、参加者が夜空に向けて一斉にランタンを浮かべる「サガミハランタン」。
天候の影響で、直前に実施日が翌日に延期されたため、11月3日(日)に参加してきました!
入り口からすぐ目を奪われたのが、空中に傘を敷き詰めた、いわゆる「アンブレラスカイ」。
近年、日本各地でさまざまな色合いの「アンブレラスカイ」を見かけるようになりました。
もともとは2012年にポルトガルの芸術祭にて、日差しをよける熱中症対策として始まったそうですね。
「さがみはらフェスタ2024」の傘の色は、淡いピンクの印象。
夜になるとピンクとブルーの光を使った幻想的な演出を楽しめたことから、相模原の市の花であるアジサイをイメージしたのかな、と勝手に想像しました。
ちなみに夜は、地面にもLEDライトが散りばめられていて、より一層ドラマチックな雰囲気を体感できます。
「アンブレラスカイ」を通り抜け、会場中央の奥にあるのがメインステージ。
ロックやDJなどの音楽LIVEを中心に、ダンスユニットやアイドルなどによる多彩なパフォーマンスが、連日連夜、会場を盛り上げます。
目でも耳でも楽しめるステージイベントですが、個人的にはやはり、大音量を体で浴びる。これが最高です。
フードやドリンクを楽しみながら、遠くで鳴っている音楽を楽むのもまたいいですね。
さぁ、そろそろお腹がすいてきました!
相模原のグルメといえば、やっぱりコレ!
- 呼び込みの店員さんもハイテンション。
- 好きな1杯に投票できるシステム。
100店舗以上が参加したという飲食店のなかでも、やはり相模原といえばの定番「ラーメン」は外せないでしょう。
昼過ぎに訪れたこともあり、7つのラーメン店が集う「ラーメンブース」は、会場のなかでも特に混み合っていました。
イベント中の3日間は毎日「ラーメンフェスタ」として、ラーメンを食べた人による人気投票を行っていました。
「ラーメンフェスタ」は「さがみはらフェスタ」が始まった当初からの定番企画で、毎年爆発的な賑わいを見せているそうです。
割り箸の袋が投票券となっていて、好きな店舗に投票できる仕組みとなっています。
- 「いしばし×七志淵野辺店」さん。
- 「清勝丸 相模大野店」さん。
さて、今回は筆者の独断と偏見で選んだ2店舗を実食&投票してきました!
1店舗目は、とんこつ×貝出汁という珍しい組み合わせが興味を引いた「いしばし×七志淵野辺店」さん。
家系を思わせるパンチのある濃厚さも感じながら、貝の出汁のやさしい旨みが後から追いかけてくる、まさに二度おいしい1杯です。
個人的には白いご飯もご一緒したくなる味でした!
もう1店舗は、店員さんの楽しげな呼び込みに吸い寄せられ気づいたら並んでいた「清勝丸 相模大野店」さん。
醤油ラーメンに牛バラ肉と生卵は、完全に未体験ゾーン。スープの魚介とトッピングの牛肉、口の中で2つの出汁の応酬が繰り広げられ、幸せ感がすごい味です。
そして、こちらも白いご飯がほしくなりました(笑)。
ラーメンブースのお隣に「さがみはら激辛ロード」なるエリアを発見。
ラーメン同様、激辛自慢の店舗、フードが軒を連ねていました。
あいにく筆者は辛いものが苦手なのでチャレンジせずでしたが、後日よくよく確認すると「辛さが選べるので苦手な方も大丈夫」との情報が。
……やってしまいました(笑)。来年は挑戦しようと思います!
過去に取材した「相模原の魅力」もたくさん。
ラーメン後のスイーツを探していると、見覚えのある「あげぱん」ののぼりを見つけました。
以前本社工場を取材させていただいた「オギノパン」さんのあげぱんです。
取材時よりもだいぶ店舗数が増えているようで、こちらもなんだかうれしくなります。
「かながわフードバトル金賞受賞」の味は健在で、ラーメンの重たさを少しも感じずにペロリ。
あげぱんだけでなく、あんぱんやその他のパンもおいしいですし、橋本駅の近くには、その場で一緒にドリンクも楽しめる「オギノパンカフェ橋本店」があります。
気になる方はぜひ!
お腹がいっぱいになったので、食べ物以外の他のブースに目がいくように(笑)。
何やら自転車が置いてあったので近づいてみると「相模原サイクルイベント実行委員会」さんのブース。
バーチャルサイクリング体験会が行われていました。
近年は「ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ」が開催されるなど、自転車のまちとしても認知を広めている相模原。
自転車って、気持ちいいし、体を動かせて健康だし……車ばかり乗っていてはダメですね(自戒)!
アトラクションが豊富で、子どもがワイワイ楽しめる!
会場には子どもたちが元気に遊べる体験アトラクションが盛りだくさんです。
他ではあまり見られないほど大きいエア遊具が。
すべり台をすべり終えてからまたすぐにスタート地点へと戻っていく子どもたちの表情が、楽しさを物語っていました。
ひもを付けて空中にたかーく飛びあがれる、いわゆる「逆バンジー」も大好評。
できる子は空中でバク転のように1回転。近くで見ているとこちらが怖くなるようでしたが、悲鳴を上げながら楽しむ子どもたちが印象的でした。
上記4つのアトラクションはチケット制になっていて「いつまで経っても遊ぶ順番が来ない」のようなこともなく、どこも比較的スムーズ。
ステージから聞こえてくる音楽と同じく、子どもたちが楽しく遊ぶ声も、幸せのBGMとしてイベントを彩っているように感じました。
さらに、お隣のイベントも満喫。
「さがみはらフェスタ2024」の隣の敷地である相模原スポーツレクリエーションパークでは「cococara MARCHE」というイベントが同時開催されていました。
こちらはまさに公園として遊具や広場が整っているため、これまた子どもたちにとっては最高の環境が揃っています。
基本的には地域のお店が出店するスタイルで、キッチンカーも合わせて50くらいのブースがあったように思います。
こちらは相模原で唯一という、ブリトーの専門店「SHUMIEN BURRITO(シュミエンブリトー )」さん。
気になったのでさっそくブリトーをいただこうと思いきや、なんと本日は完売!
お昼どきを過ぎていたこともありますが、残念です!
代わりに、ナチョス&米粉のマフィンをチョイス。
どちらもすごくおいしかったのですが……やっぱりブリトーが食べてみたかったです(笑)。
もちろん店舗は市内にあるので、今度行ってみます!
ちなみに、店舗は日中の営業のみでして、夜からは旦那様が営業する「MEAT CHOP(ミートチョップ )」というもつ焼き屋さんになるそうです。
どちらも要チェックです!
・SHUMIEN BURRITOさんインスタグラム→ @shumien_burrito
・MEAT CHOPさんインスタグラム→@meat_chop_
そして後日・・・行ってきました!
続いて訪れたのは、女性のご友人お2人で出店されているというリメイクショップの「ひまわり堂」さん。
お1人が、廃材を利用してプランターなどを制作。もうお1人は、不要になった生地などを使い、バッグやアクセサリーを作っています。
いずれも本業は別にあり、イベントがあると時折こうして出店しているそうです。
磁石で冷蔵庫などにくっつけられる“コロク人形”を、お土産にしました!
(制作者である娘さんが「コルク」を「コロク」と間違えたものをそのままネーミングとして採用したのだとか。カワイイ!)
こちらは「陽だまりキャンドル」さん。
クリスマスツリーを思わせるようなキャンドル作りを体験できるブースです。
自分の好みの色を重ねていって作るので、個性が出てとても面白い!
「陽だまりキャンドル」さん、普段はキャンドル作りのワークショップに加え、結婚式やパーティーなどに向けてキャンドルの販売やレンタルも行っているとのこと。
夜が長くなるこの時期、キャンドルにこだわるのも楽しそうですね。
他にない感動がある、サガミハランタン!
「さがみはらフェスタ2024」の会場に戻ってきました。
お目当てはもちろんそう、サガミハランタンです!
まずはステージ横のブースで、事前購入したチケットとの交換、もしくは当日購入でランタンを手に入れられます。
スイッチ1つで点灯/消灯ができる仕組みです。
ランタンにイラストやメッセージを書いて貼り付けることもできます。記入スペースも用意されており、参加者はそれぞれの想いをランタンに込めていました。
さぁ、いよいよ感動の瞬間です……!
- ランタンが始まる直前のステージ前は大盛り上がり!
- カウントダウンがスタート。いよいよです!
「10、9、8、7……ゼロ!!」
司会者のカウントダウンに合わせて、一斉にランタンが夜空に浮かび上がります。
ランタン、ざっと数百個はあったでしょうか。
今まで見たことのない景色と、味わったことのない感動が一気に押し寄せます。
たこあげのように風をつかむ感触が、夜空のビジュアルとともに腕に伝わるのも新鮮です。
“オレンジ色の空”を見ながら、しばし幻想的なひとときを楽しみました。
もちろん写真で見てもものすごく素敵なのですが、こうしたイベントはやっぱり現地で体験してこそだなぁと、振り返ってみて思いました。
「さがみはらフェスタ2024」は、他にもサウナやモルックの体験、ドッグランスペースの開放、実際にテント泊ができるなど、紹介しきれなかった魅力がまだまだたくさんあります!
つまり、相模原にはそれだけたくさんの魅力があるということであり、たとえこのイベントを1日、いや3日楽しんだとしても、楽しみ尽くせないことでしょう。
また来年が楽しみです。
●さがみはらフェスタ ホームページ
https://sagamihara-festa.com