2019.03.29相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.27

10連休を楽しく過ごそう!相模原市で開催されるGW&5月のイベント

10連休となることが決まった2019年のゴールデンウィーク。何をして過ごそうか、みなさん予定は決まりましたか? 今回はゴールデンウィーク&5月のおでかけにぴったりな相模原のイベントをご紹介します。

4年に1度の開催!「相模原市民若葉まつり」

写真提供:(一社)相模原市観光協会

「72万人のふるさとづくり」のコンセプトのもと、 市役所さくら通りを主会場に開催される「相模原市民若葉まつり」。4年に1度だけという、ちょっとしたレア感のあるお祭りなんです。

写真提供:(一社)相模原市観光協会

■いつものさくらまつりが、4年に一度だけ「若葉まつり」に

約1.6kmの区間におよそ300本のソメイヨシノが植えられている相模原市役所前。「かながわの花の名所100選」にも連なるスポットです。ここでは1974年に始まった「相模原市民桜まつり」が毎年4月に開催され、2日間で約50万人もの人が訪れています。

しかしそんな「桜」まつりですが、4年に一度の統一地方選挙の年はその影響から桜の時期に開催ができなくなります。実はこの「若葉まつり」はこうした事情から5月にずらして開催される同じ市民まつりなのです。

写真提供:(一社)相模原市観光協会

■市民が主役!相模原市を代表するビックイベント

「若葉まつり」は多くの市民が訪れるだけでなく、市民が主役であることも特徴です。
ダンスや音楽を始めとしたステージパフォーマンスの出演者も相模原市民や在勤の方が中心。屋台も同様に地元の商店会や町内会による出店がいっぱい。地元産の食材にこだわった店や特産品を販売する店もあり、お求めやすい値段で屋台の味を楽しむことができます。
また、地元のスポーツチームが出店する屋台も例年参加しており、ひいきの選手が手作りしたものが食べられると好評のようです。

ピンク色の桜の花の代わりに楽しめるのは5月の新緑。4年に1度のお祭りに参加してみてはいかが?

■「相模原市民若葉まつり」の基本情報

【URL】http://www.e-sagamihara.com/event/may/0234/index.html
【開催日】2019年5月11日(土)、5月12日(日)
【時間】11日 13:00〜17:00/12日 10:00〜17:00
【主催】相模原市民まつり実行委員会事務局(商業観光課内)
【会場】市役所さくら通り、ほか(相模原市中央区中央2-11-15 市役所本庁舎本館前
【アクセス】JR横浜線「相模原駅」から徒歩15分
※来場者用駐車場はありません。公共交通機関や相模原駅と会場臨時停留所を巡回往復する無料巡回バスをご利用ください。

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舞いあがる大凧が新元号を祝う「相模の大凧まつり」

写真提供:(一社)相模原市観光協会

天保年間(1830年頃)から受け継がれてきた相模原市の伝統行事「相模の大凧」。新磯地区にある4つの保存会が毎年5月の4日と5日に、それぞれ自慢の大凧を揚げる晴れやかなイベント「相模の大凧まつり」が開催されています。新たな元号を迎える今年は特に見逃せません!

■地元に根付いた歴史ある伝統文化「相模の大凧」

天保年間からの伝統を誇る「相模の大凧」は、かつては子供の誕生を祝って個人が挙げていたのだそう。やがて豊作祈願や若者の意思、希望などを題字に込めて揚げる地域的な行事へと変わって来た経緯があります。

参加するのは新磯地区にある新戸・上磯部・下磯部・勝坂の4つの大凧保存会。本まつりの大凧のなかでは最も小さい4間凧でも7.2×7.2m(32畳)の大きさがあり、とりわけ大きな新戸の八間凧は14.5メートル四方、なんと128畳というスケールです。日本全国に大凧があるなか、正方形で紙が着脱でき、毎年揚げているものとしては日本一の大きさを誇るのだとか。

保存会ごとに揚げる会場は分かれていますが、すべて相模川新磯地区河川敷となっており、徒歩でも約1時間ほどで全ての会場を回ることができます。

写真提供:(一社)相模原市観光協会

■100人以上でようやく揚げられる大凧の勇姿

大凧作りは秋口に骨組み用の竹を切り出すことからはじまり、最終的な組み立ては会場にて事前に行われます。巨大な凧は安全に保管できる場所がないことと、技術継承の必要性から毎年新たに作り変えられています。また大凧はまつりの後、現場で解体されてしまいますが骨組みは農作業などの資材や、小さな凧の材料に再利用され、紙は翌年の予備としてそのまま保管されているそうです。
大凧制作の模様は、保存会のHPでも紹介されているので事前に観ておくといいかもしれません。

そして、巨大な凧は揚げるのも大変。8間凧を揚げるのには、引き綱を引く人だけで80名前後、ほか姿勢制御をする人などが加わり総勢100〜120名からの人手が必要となります。綱の引き手に地元の社会人アメフトチーム、ラグビーチームが参加してきたというのも納得ですね。

写真提供:(一社)相模原市観光協会

■今年の大凧に書かれるのは「新元号」の二文字

会場では大凧が揚げられるだけでなく、お囃子、太鼓、よさこい、阿波踊り、チアリーディングなどが披露され、この晴れやかなイベントを盛り上げます。また、小学生を対象とした凧揚げ大会も開催されているので家族そろって楽しむことができます。

大凧には伝統的に、公募によって選ばれた2文字からなる題字が書かれますが、元号が変わる今年は特別に新元号が書かれる予定。大空に新しい元号が揚がる様に、きっと会場は湧き返ることでしょう。

新しい元号を寿ぐのにふさわしいイベント。今年しかできない体験を是非とも現地で味わってみてください。

■「相模の大凧まつり」の基本情報

【URL】
相模の大凧まつり http://www.e-sagamihara.com/event/may/0237/index.html
新戸大凧保存会公式ページ http://www.sagami-oodako.com
上磯部大凧保存会公式ページ https://oodako-kamiisobe.sakura.ne.jp
【開催日】2019年5月4日(土・祝)・5日(日・祝)
【時間】10:00〜16:00 ※大凧揚げの実施は風の状況による
【会場】相模川新磯地区河川敷会場各所
・新戸会場(新戸スポーツ広場)
・勝坂会場(新戸スポーツ広場)
・下磯会場(磯部頭首工下流)
・上磯会場(三段の滝下広場)
【アクセス】
・新戸会場・勝坂会場
(1)小田急線「相武台前駅」から「磯部」行きバス(台06系統)、「相武台下駅」下車、徒歩15分。
(2)JR相模線「相武台下駅」から徒歩15分。
・下磯部会場
(1)小田急線「相武台前駅」から「磯部」行きバス(台06系統)、「新磯まちづくりセンター前」下車、徒歩10分。
(2)小田急線「相武台前駅」から「原当麻駅」行きバス(台14系統)、「勝坂入口」下車、徒歩15分(3)JR相模線「相武台下駅」から徒歩20分。
・上磯部会場
(1)JR相模線「下溝駅」から徒歩5分。
(2)小田急線「相武台前駅」から「原当麻駅」行きバス(台14系統)、「下溝」下車、徒歩5分。

湖面を背景に踊りと音楽を楽しむ1日「相模湖やまなみ祭」

相模湖の自然を一望できる県立相模湖公園。毎年、4月29日(昭和の日)に同公園のPRと地域商業・観光の振興をはかるため、地域が一体となって開催されるのが「相模湖やまなみ祭」です。

■県立相模湖公園とは

相模川河川統制事業により完成した人造湖「相模湖」の湖畔に位置する県立公園。かつての東京オリンピックではカヌー競技が行われるなど、西の琵琶湖と並ぶカヌー、ボート競技の聖地として知られています。

そんな県立相模湖公園で開催される「相模湖やまなみ祭」は「湖をバックにdance&musicの1日」がテーマ。開会式から閉会式までの間、ステージパフォーマンスが絶え間なく繰り広げられます。
フラダンス、ストリートダンス、民舞、お囃子、吹奏楽、歌謡ショーから、太極拳の演武など幅広いものとなっており、湖畔というロケーションもあって気持ちの良い1日が過ごせるでしょう。

相模湖周辺はレジャースポットがとても充実しています。「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」ではバーベキューにキャンプ、遊園地と温泉まで楽しめます!

大自然を満喫! さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト

■景色、踊り、音楽、食。そして体験型ブースまでが充実

楽しめるのはステージパフォーマンスだけではありません。約20店が出店する飲食ブースでは焼きそば、綿菓子、焼き鳥といった定番の屋台メニューから、揚げパンやベーグルといった変わりダネまで様々なメニューが楽しめます。

また、約40店が出店するフリーマーケットは小物、衣類、日用雑貨、アクセサリー、おもちゃ、革製品などが並び幅広いジャンルの買い物が楽しめるほか、地元の野菜や生花が販売されるコーナーも。

また、体験コーナーでは起震車による地震体験や、火事の煙が体験でき、変わったところではシートベルトコンビンサーによる車の模擬衝突を体験することもできます。

楽しいイベントだけでなく、イザというときに役立つ体験までできるこのお祭り。GWを有意義なものにできそうです!

「相模湖やまなみ祭」の基本情報

【URL】https://www.sagamiko.info/event/yamanamisai2018/
【開催日】2019年4月29日(月・昭和の日)
【時間】9:45〜 ※雨天中止
【会場】県立相模湖公園
【アクセス】JR中央本線「相模湖駅」から徒歩10分

相模川の空を優雅に泳ぐ!「泳げ鯉のぼり相模川」

写真提供:(一社)相模原市観光協会

相模川の両岸にワイヤーを渡し、毎年5月の青空に約1000匹もの鯉のぼりを泳がせてきたイベント「泳げ鯉のぼり相模川」。1988年から続き、もはや相模川GWの風物詩ともなったスケールの大きなこの催しが今年も開催されます。

■「泳げ鯉のぼり相模川」の由来

子供がたくましく立派に成長することを願い、大空せましと泳ぎ回る鯉のぼり。住環境の変化から揚げづらくなってしまったその鯉のぼりを自然に恵まれた相模川に群泳させ、人と人とのふれあいの場を提供することを目的として開催されてきました。例年、不要になった鯉のぼりを募集して補充を行いつつ実施されてきた、地域に密着したイベントです。(今年の募集は未実施)

写真提供:(一社)相模原市観光協会

■地元の方とボランティアに支えられて泳ぐ鯉のぼりたち

一本で約240匹の鯉のぼりを支える長さ約250m、太さ13mmのワイヤーは、愛川町側にある基礎部分から張り始め、相模原側まで重機を使って引っ張るという大作業を経て相模川の上に渡されます。

一番大きいもので10mという鯉のぼりを1匹1匹が絡まないように丁寧に付け外しを行うのは、地域の住民、在勤、そしてボランティアの方々。風向きや水量によっても内容が変わってくる大変な作業のおかげで、私たちは雄大な景色を見ることができるんですね。

写真提供:(一社)相模原市観光協会

■鮎を食べながら鯉が見られる!? 屋台の多さも魅力

会場では初日に地元児童の鼓笛隊演奏で幕をあける開会式が行なわれ、また期間中は例年100店ほどの屋台も出て賑わいを見せます。

なお、別のイベントではありますが相模川漁連主催の「川と湖の魚フェア」というイベントが、例年5月の3、4日にこの「泳げ鯉のぼり相模川」の本部テントがある青少年広場を会場に開催されています。鮎の塩焼きが名物となっており、この2日に合わせて行くのもいいかもしれませんね。

■「泳げ鯉のぼり相模川」の基本情報

【URL】https://www.oyoge-koinobori.com/index.html
【開催日】2019年4月29日(月・祝)〜5月5日(日)
【会場】相模川高田橋上流(相模原市中央区水郷田名)
【アクセス】
(1)JR横浜線 「相模原駅」から「水郷田名」行きバス(相17系統)、終点下車、徒歩7分。
(2)JR横浜線、京王線「橋本駅」から「田名バスターミナル」行きバス(橋59系統)(橋57系統)、終点下車、徒歩15分程度。
(3)JR横浜線「淵野辺駅」又はJR相模線「上溝駅」から「田名バスターミナル」行きバス(淵53系統)、終点下車、徒歩15分程度

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