2018.09.10相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.15

家族みんなででかけよう! 相模原市で開催される9月のイベント

例年になく暑かった夏も終わり、これから秋の装いに変わっていく相模原。今回は家族そろって楽しめる「芸術の秋」「文化の秋」にふさわしいイベントを3つ紹介します。

自然に囲まれたなかで、歌と秋の味覚を楽しむ「『遥かな友に』道志川合唱祭」

平成4年に第1回が開催され、今年で第27回目を数える「遥かな友に」道志川合唱祭。緑に包まれた青根の清流・道志川河畔の野外ステージにて行われ、老若男女、幅広い世代が参加する合唱のお祭りとなっています。
「磯部 俶記念」と冠されているこの合唱祭、どのようないわれがあるのでしょうか?

 

■同合唱祭ゆかりの曲『遥かな友に』とはどんな曲?

昭和26年、この地、相模原市青根の道志川沿いにあるキャンプ場において、当時早稲田大学グリークラブの指導者だった、合唱指揮者・作曲家の磯部 俶(いそべ とし)氏が合宿中に作詞・作曲した曲。毎晩、眠らずに騒いでいる学生たちが、眠る前に静かなひとときを過ごせるようにとの思いから作られた曲ですが、それが今では世界の合唱愛好者に親しまれている合唱の名曲となっています。

昭和61年には、この「遥かな友に」誕生の地である青根に磯部氏を慕う人々の支援により歌碑が建てられました。その歌碑建立をきっかけに、平成4年から開催されているのが、「遥かな友に」道志川合唱祭なのです。

 

■豪華ゲスト、秋の味覚、充実の周辺施設と、幅広く楽しめる合唱祭

例年、20近くのグループが参加し盛大に行われるこの合唱祭には磯部氏が名付け親である「ボニージャックス」も特別ゲストとして出演。プロの歌声を披露してくれます。さらに、今年は青根コカリナアンサンブルによる、“木でできたオカリナ”とも呼ばれる楽器、コカリナの演奏も行われます。

このように「芸術の秋」に浸れる合唱祭ですが、魅力は他にもあります。同会場では、地元青根地区の新鮮な野菜や、その野菜を使った軽食、特産品の販売も行われ、「味覚の秋」も堪能することができるんですよ。

さらに、会場の緑の休暇村センターは和室やコテージ、キャンプ場といった宿泊施設や、津久井合唱館「やまびこホール」、天然温泉の「いやしの湯」なども擁しており、自然に囲まれたなかで楽しく過ごせるイベントとなっています。

合唱の聖地とも言える、この地、青根にて行われる「遥かな友に」道志川合唱祭にて、文化・芸術の秋を堪能してみてはいかがでしょうか?

 

■「遥かな友に」道志川合唱祭の基本情報

【URL】http://www.doshigawa-gasshousai.jp
【主催】磯部俶記念『遙かな友に』道志川合唱祭実行委員会事務局
【入場料】無料
【開催日】2018年9月30日
【時間】9:30(受付)〜15:40(閉会)
【会場】相模原市緑区青根807-2 緑の休暇村センター特設ステージ
【アクセス】
無料送迎バス(橋本駅・相模湖駅〜会場間 往路/復路 各1便のみ)
①橋本駅南口駅前広場(8:45)~津久井中央公民館(9:10)~会場
②相模湖駅(8:45)~ 会場
※復路は会場発(16:00)で往路と逆のルートで各出発地へ
【駐車場】会場周辺の駐車場は駐車禁止。マイカー等は青根下原バス停付近の臨時駐車場を利用 ※臨時駐車場から会場まではシャトルバス(無料)が運行される

送迎バス発着地の一つ、橋本駅は芸術の秋にピッタリの映画鑑賞やアートが楽しめる町です!

【橋本駅】買い物もアートも自然も楽しめる街

華やかな衣装と踊り、音楽が相模原市の秋を彩るお祭り「相模原よさこいRANBU!」

本家、高知の「よさこい祭り」をヒントに誕生したお祭り、「YOSAKOIソーラン祭り」が初めて開催されたのは、1992年・北海道でのこと。それが今では全国区となり“よさこい系”のお祭りは各地で開催されています。

この「相模原よさこいRANBU!」は相模原市中央区で始まった後、2003年より同市大野中地区が引き受ける形で再スタートを切ったお祭り。今回で16回目を数え、相模原の秋の風物詩としてすっかり定着した感もあります。各地から集まった様々なチームが、それぞれ統一された衣装を身に、オリジナル曲にあわせ鳴子をならしつつ自由なパフォーマンスを演じる様は賑やかで楽しい1日をもたらしてくれるでしょう。

■ステージは路上。秋空に映える衣装と踊りを楽しもう

路上をステージに変えて、パフォーマンスを披露するのが「よさこい」。この祭りでは、会場最寄駅となるJR古淵駅からイオン相模原店前までの道路を通行止めにし、3つにブロック分け。その3つを「いきいきステージ」とし、さらにイオン隣にある西公園は審査会場を兼ねた「パークステージ」に。全4つのステージにて各地から集まった40チーム(予定)の踊り手さんたちが普段の練習の成果を披露します。

そうして、全ての演舞が終了した後には『よさこいRANBU!大賞』ほか各賞受賞チームが発表され、また大賞受賞チームによる踊りのレビューも見どころとなっています。

しかし、なんといっても一番の見どころは開会式、閉会式に合わせて行われる「総踊り」になるでしょう。相模原乱舞曲『さぁさぁみんなでどっこいしょ』『夜っしゃ来い』にのせて、総勢1000人を超える参加者が踊りまくる様は迫力満点!

もちろん、会場周辺には地元商店会、自治会などによる屋台も多く並び、食の面でも楽しめるお祭りとなっています。

2017年の開催はあいにくと雨で中止となっており、貯めた1年分、より楽しく賑やかなものになるであろう今年の「相模原よさこいRANBU!」。あなたも出かけてみてはいかが?

 

 

■相模原よさこいRANBU!の基本情報

【URL】http://www.sagamiharayosakoi.com/index.html
【主催】相模原よさこいRANBU! 実行委員会
【入場料】なし
【開催日】2018年9月16日
【時間】10:10〜16:00 ※交通規制は9:30〜17:00
【会場】市道古淵駅前通り(古淵駅前交差点からイオン相模原店前)ほか
【アクセス】JR横浜線「古淵駅」から徒歩1分
【駐車場】台数に限りある臨時駐車場のみ、極力公共交通機関をご利用ください

相模原よさこいRANBU!の会場がある古淵駅

駅周辺のショッピング情報などをご紹介します!

【古淵駅】「実は」買い物が便利で住みやすい街!

文化の秋、3つの会場を使って行われるさまざまなイベントを楽しむ「さがみはら国際交流フェスティバル」

「みんなちがってみんないい 私たち地球市民、なかよくやろうよ!」を合言葉に開催される、「さがみはら国際交流フェスティバル」。外国人の居住者も多い相模原市において、国、民族を超えたコミュニケーションの場として重要な存在となっています。

といっても、そう堅苦しいものと捉える必要はありません。毎年、多くの若者、家族連れで賑わう「楽しいお祭り」なんですよ。

■主催のさがみはら交流ラウンジって?

――外国人と共に生きる住みよい環境づくりを進めるために、相模原市が設置し、死に在住する外国人市民への情報提供の場、「外国人市民」および「外国人市民を支援する団体」の活動の場、国際交流の場とすることを目的としている(公式HPより)――

上記のこうした目的のもと、常駐スタッフが、来館者からの様々な問い合わせに対応。その活動は、主に外国人市民を対象とした通訳・翻訳、9言語による相談活動、日本語教室や防災訓練、さらにFMラジオ放送『FM HOT 839(チャンネル(83.9MHz)や定期刊行物の発行など多岐に渡っています。

世界の国々の文化や伝統を、日本、外国相互にわたって紹介するのが「さがみはら国際交流フェスティバル」なんですね。

■3つの会場を使って行われる、さまざまな形の国際交流

では、その国際交流とは実際どのように行われているものなのでしょうか。

「さがみはら国際交流フェスティバル」3つの会場が存在し、それぞれ異なる催しを楽しめるようになっています。

第1会場となる大野北公民館は、世界の料理や雑貨が集まるマルシェが開催されるほか、世界の音楽や舞踊などのパフォーマンス、講演会、展示などが行われます。

第2会場の桜美林大学第二国際寮は、子どもたちの広場となっており、世界の遊びや民族衣装体験ができます。

第3会場のプロミティふちのべビルには、外国の方との直接交流を深められるお茶会形式の会話スペース、相模原市の友好都市の紹介・展示スペースなどが設けられています。

みどころ満載のパフォーマンス、趣向を凝らした企画展示、民族、国籍、年代の異なる様々な人と交流ができるこのフェスティバルで、文化の秋を満喫してみてはいかが?

 

■第22回 さがみはら国際交流フェスティバルの基本情報

【URL】http://www.sagamihara-international.jp
【主催】さがみはら交際交流フェスティバル実行委員会
【入場料】無料
【開催日】2018年9月30日
【時間】10:00〜16:00
【会場】大野北公民館、桜美林大学第二国際寮、プロミティふちのべビル
【アクセス】JR横浜線「淵野辺駅」から徒歩2分
【駐車場】なし 公共交通機関をご利用ください

会場最寄りの淵野辺駅周辺には、お子さんを連れていくのにピッタリの、プラネタリウムが楽しめる博物館も!

宇宙に歴史にプラネタリウムの相模原市立博物館!

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