2022.08.05相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.33
【青野原 野呂ロッジキャンプ場&青野原オートキャンプ場】圧巻の滝も楽しめる!相模原の清流満喫スポット!
相模原市内、道志川沿いはキャンプ場が目白押しですが、なかでも今回は青野原エリアに注目! 市街地からほど近く、キャンプ場でBBQや川遊びを楽しみつつ、ちょっと歩けば圧巻の牧馬(まきめ)大滝も見られます。今回は青野原 野呂ロッジキャンプ場&青野原オートキャンプ場&牧馬(まきめ)大滝を実際に体験してきました!
【青野原 野呂ロッジキャンプ場】道志川沿いの絶景キャンプ場といえばここ!
国道413号線を進み、ナビの案内に任せて右折。ゆっくりと坂を下って行くと、道志川の流れとともにキャンプ場が見えてきます。
まず訪れたのは「青野原 野呂ロッジキャンプ場」です。
- こちらで一旦仮止め。受付を済ませましょう。
- 管理棟。レトロな雰囲気が◎。
受付を済ませ、駐車したらさっそく場所取りへ。
川沿いがデイキャンプ用の区分けされたフリーエリアとなっており、川のすぐ目の前でBBQなどが楽しめます。
今回陣取ったのは「青野原 野呂ロッジキャンプ場」さんの象徴のひとつでもある「吊り橋」に一番近い区画。MAPでいう一番右側の川沿いです。近くで見ると、川の色が本当にきれいです。
日差しも強かったので、ワンタッチタープをひとつ借りてみました。やはり暑い時期は何かしら日よけになるアイテムをひとつ持っていると便利そうですね。
- でっかい岩!ここからざっぷ〜んとやってみたい(良い子はマネしないでね)!
- こちらは「くじら岩」。なるほど、くじらに見える。
- こんな岩がゴロゴロと点在していて、見てるだけでもおもしろい。
- 岩の表情と言えばいいのか、足元を見ていてもおもしろい。
川沿いの岩の斜面、ただの斜面じゃないんです。
よく見るとタテ方向に層になっていて、これは地層なのだそう。地層は通常ヨコ方向のしま模様になるのですが、これは地殻変動により垂直に隆起したもので、とても珍しいのだとか。
キャンプ場を訪れたら、清流を楽しむだけでなく、岩の表情を観察するのもおもしろいかも!?
ワーケーションもアリ!
キャンプ場の魅力をさらに知るために、オーナーの野呂さんにお話をうかがいました。
野呂さん「まず何と言ってもロケーションのよさですね。川や山林の緑、大きな岩などの自然は、見ているだけでも癒されます。加えて牧馬(まきめ)大滝に続く吊り橋は象徴のひとつです。つい先日もドラマのロケで使用されました」
直近では、坂口健太郎さんと杏さんが出演しているフジテレビの月9ドラマ「競争の番人」にて、ノートパソコンを橋の下の川に投げ捨てるシーンがあったかと思います。あれ、ここです!
野呂さん「テント泊はもちろん、バンガローやトレーラーハウスもあります。電源はもちろんWi-Fiも完備ですので、昨今話題のテレワークやワーケーションの利用も大歓迎です」
- 32畳の大部屋。木の感じが気持ちよさそう。
- 6畳ロフト付きの部屋。こちらもウッドな感じがいいですね。
- アウトドアを感じさせないインテリアがセンス◎。こちらは手前のタイニーハウス。
- こちらは白トレーラー。
野呂さん「ここは1963年に父が始めてから今年でちょうど60年。『昔ながらの雰囲気が好き』というお客さんも多くて、建物なんかは少しずつ補強しながらなのでだいぶ年季が入っています。一方でトレーラーを導入するなど今風な部分もあるので、大自然とともに、新旧双方のキャンプ場の雰囲気を楽しんでいただければと思います」
牧馬(まきめ)大滝に行ってみた!
例の吊り橋の先を抜けていくと、落差約20mの牧馬(まきめ)大滝が見られます。所要時間は大人の足で20分前後。
その道のりは小さな子どもには難しそうとのことだったので、ひとり滝に向かいました!
- ここからスタート!橋を渡ります。
- おぉ、なかなか生い茂った入り口です。
スタートしていきなり、うっそうと茂る林エリア&ロープを使っての下降など少々びっくり。
ただ同時に天然のアスレチックを楽しむような感覚で、いつの間にか童心にかえった感じで夢中で歩を進めていました。
- 木漏れ日気持ちいい〜。
- 石の上をうまく歩いて、水を避けていきます。
木漏れ日も素敵なさらさら滝は、天然のすべり台としても楽しめるのだとか。
小中学生くらいの子どもたちにとっては最高ですね!
牧馬(まきめ)大滝までのちょうど中間地点くらいなので、小休止していくのにぴったりです。
- 再出発!ここもロープを掴みながら壁をつたっていきます。
- え〜と、どうやって進めばいいんだろう…。
- この木の橋?を渡りました!怖かった(笑)!
- どうやって進めばいいんだろうパート2。わからなすぎてマジでひとりで笑ってしまいました。
- すごい水しぶきです。めちゃ気持ちいい。
- なんだか神々しさすら感じる場所です。
なかなか刺激的な道のりだったので、ゴールした瞬間のやりきった感はすごいです(帰り道があることはひとまず忘れて)。
そして、あらためて立ったこの神秘的な空間に、思わず息をのみました。
見上げるほど大きな滝、ぐるっと囲うようにしてそびえ立つ岩壁。自然に魅了されると同時に畏怖のようなものも感じます。
屋根に穴をあけたようにきれいに注ぐ陽だまり、静寂の中ゴーッという音とともに絶え間なく浴び続ける水しぶき、なんとも言えない包まれる感覚……大自然のすべての魅力、ここにありって感じです。
う~ん、言葉が追いつきません(すみません、もっと勉強します!)。自然にふれるって、こういうことなんだなと実感しました。
そして、気になった方はぜひ直接体感してみてほしいです!!
- 見つけた。かわいい。
- 帰路にて、また木の橋を渡っていたら。オレンジの羽とブルーの胴体がきれい。てか、渡れないしバランス崩しそうだから早くどいて(笑)。
さぁ、BBQだ!川遊びだ!
ようやくお楽しみのBBQ&川遊びです!
子どもたちはひとしきり水遊びを終えたようで「早く食べたい!」とのこと(笑)。待たせてごめんね!
川沿いギリギリにグリルを設置。
エメラルドブルーの水面、せせらぎ、炭火の香り……筆者の五感すべてが歓喜に沸いています!!
- この子たちでも足がつくくらいの浅瀬があるので、安心して遊べます。
- ジュース休憩でSNS映え的な写真でも撮ってみようかなぁの画。
食べ終わって早々にまた水遊び。ウチは5才&3才ですが、このくらいの子でも遊べる浅瀬が所々にあるので、ファミリーで訪れるのにもぴったり。
ほかにも、SUPや手こぎボート、もちろん釣りなんかも楽しめるそうで、水レジャーには事欠かない印象です。
それにしても、子どもの遊びに向かうパワーは本当に底知れないです……(筆者はすでに疲れた)!
- 灰はこちらへ捨てられます。ゴミは持ち帰りましょう!
- トイレ&シャワー室はこんな感じ。小さいですが、中はきれいです。
取材時間の都合で短時間滞在となってしまいましたが、家族全員その魅力をたっぷりと感じることができました!
いつかは宿泊して、あらためて夜や早朝の空気も満喫してみたいと思えたキャンプ場でした。
●青野原 野呂ロッジキャンプ場
TEL 090-4825-5111
電話受付時間 9:00~17:00
アクセス:
【公共交通機関】
JR橋本駅からは、北口から「三ヶ木」行バスに乗り、三ヶ木にて「東野」行バス もしくは 「月夜野」行バスに乗り換え「青野原」バス停にて下車、徒歩7分
相模湖駅からは、「三ヶ木」行バスに乗り、三ヶ木にて「東野」行バス もしくは 「月夜野」行バスに乗り換え「青野原」バス停にて下車、徒歩7分
※「東野」行バスと「月夜野」行バスは、運行数が非常に少ないので、事前に時刻表をお確かめください。
【自動車】
JR橋本駅から約40分、圏央道 相模原ICから約20分、中央道 相模湖ICから約30分
【青野原オートキャンプ場】広い、安い、トイレがきれい!
続いてやってきたのが、まさに目と鼻の先にある「青野原オートキャンプ場」。
「青野原 野呂ロッジキャンプ場」のすぐ隣にあり、先ほどの吊り橋を真ん中に、上流側が「青野原 野呂ロッジキャンプ場」、下流側が「青野原オートキャンプ場」です。お間違いのないよう。
「青野原オートキャンプ場」の特徴は、まずなんと言ってもこの広さ!
車の収容台数は400台、収容人数は1,500人と、かなりの規模です。
場内は車で入れるオートキャンプスタイルで、区画はされていますがすべて予約不要!
そのため、これだけの広くてもハイシーズンの休日はかなり混雑するのだとか。また場内には至る所に桜があり、お花見のタイミングも相当に混み合うようです。
チェックインは朝8時から可能なので、ハイシーズン利用はぜひ早起きして場所取りを!
「青野原オートキャンプ場」が人気なもうひとつの理由は、その利用料金です。
デイキャンプ利用時は、高校生以上が1人500円。中学生以下が1人200円。駐車料金は普通車で1台500円。
なので、例えば車1台、家族4人(大人2人、中学生以下の子ども2人)なら、衝撃の1900円!
テントを張って1泊する場合は、上記利用料金の2倍+テント(中サイズ)1張500円なので、合計4300円!!
そりゃあ人気出ちゃいますね。
- 川沿いの絶景も引き続き楽しめる。
- 飛び石になっているポイントで遊ぶのも楽しそう。
清流の浅瀬を楽しめるのは「青野原 野呂ロッジキャンプ場」と同様。
遊ぶ子どもたちはもちろん、釣りを楽しんでいる大人もたくさんいました。
- こちらはCサイト付近の炊事場&トイレ。きれいに手入れされているし、屋根付きなのも◎。
- 雨でも楽しめる多目的小屋。要事前予約。
もうひとつ取り上げたいのが、トイレです。
特に最近できたばかりだというDサイトのトイレは「これがキャンプ場のトイレか?」と疑うほど。
もちろん、ほかのトイレや炊事場もきれいに清掃されていて、施設全体が気持ちよく利用できるところはポイントが高いと感じました。
さて、ひとしきり見たところで、最後にもういっちょ子どもたちと川遊びしていこうかな、と呼びに行ったところ……もう疲れたのか、車で爆睡中でした。
せっかくなので、最後に足先だけ道志川に入れてから、帰路に。
子どもたちが起きてから「今度は桜の時期に来て、お花見キャンプをしよう!」と伝えると「うん!明日?」と、目を輝かせて言っておりました(笑)。
- 青野原オートキャンプ場
TEL 042-787-0477
電話受付時間 8:00~17:00
アクセス:
【公共交通機関】
JR橋本駅からは、北口から「三ヶ木」行バスに乗り、三ヶ木にて「東野」行バス もしくは 「月夜野」行バスに乗り換え「青野原」バス停にて下車、徒歩7分
相模湖駅からは、「三ヶ木」行バスに乗り、三ヶ木にて「東野」行バス もしくは 「月夜野」行バスに乗り換え「青野原」バス停にて下車、徒歩7分
※「東野」行バスと「月夜野」行バスは、運行数が非常に少ないので、事前に時刻表をお確かめください。
【自動車】
JR橋本駅から約40分、圏央道 相模原ICから約20分、中央道 相模湖ICから約30分