2022.06.20相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.32

【バカンス村&里楽巣FUJINO】河原でワイワイ?里山でリラックス?相模原のキャンプ場2選!

衰え知らずのアウトドアブーム。自然豊かな相模原市にもアウトドアを満喫できるスポットは盛りだくさんです。今回は、なかでも「旬」な2つの施設を厳選してご紹介します。1つ目は「バカンス村」。道志川沿いを利用したオートキャンプができる広大なフリーサイトです。老若男女が楽しめる、まさにアウトドアど真ん中のキャンプ場。筆者家族(夫婦+子ども2人)で実際に利用してきました! 2つ目は、近年注目のグランピングを提供する「里楽巣FUJINO」。日常を忘れられる上質なリラックス時間を過ごせるだけでなく、アクティビティも多彩。どちらもこの夏の思い出づくりにぴったりなアウトドアスポットです!

【バカンス村】川沿いの広大なフリーサイトキャンプ場!

道志川沿いに広大なキャンプサイトが出現!

橋本付近から国道413号線をひたすら西へ。津久井湖を横目に道志川沿いを少し進んだあたりに位置するのが、今回訪れた「バカンス村」です。

413号線沿いに「バカンス村→」のような看板があったので、迷わないかと思います。

  • まずは車をここで仮停め。向かって右手の売店(管理棟)で受付を。
  • こちらで店員さんに声を掛ければOK。ちなみに店内、なかなかの品揃え…。

サイトを利用する前に、まずは受付です。

売店を兼ねた管理棟で、受付や支払いを済ませてから向かいましょう。

受付で「好きなところに車を停めていいですよ」と言われた通り、ここ「バカンス村」は車で自由に乗り入れが可能なオートキャンプスタイル。

テントサイトへの横付けはもちろん、BBQを楽しむだけでも、隣に車が置けると便利なことが多いので、アウトドア初心者にもオススメです。

敷地が広く、水がきれいで流れも比較的穏やかなので、お子様連れで遊ぶのにもぴったりなキャンプ場です。

さぁ、場所を決めよう!

全体のMAP。広すぎて場所を選ぶのに時間がかかりそうなので、決断力重視で!

MAP中央の「受付」が管理棟。サイトは大きく左右に分かれていて、MAPに向かって左は、川の上流で亀見橋方面のエリア、反対側に行くと山の斜面が切り開かれたテントサイトもあります。

人気はやはり川沿いになるそうですが、好みはそれぞれ。広大な敷地から「ここだ!」というポイントを見つけてみてください。

お客さんが比較的少なかった、MAPで言う右の方に進みました。
少し山を登ったところに、これまた広大なテントサイトが。
  • 林の中にテントを張れるサイトも。
  • すぐ下には川が流れていて、少し登った先でも、川のせせらぎや澄んだ空気感が伝わってくる。
お話をうかがったスタッフの谷口さん。

今回お話ししていただいたのは、スタッフの谷口さん。近年のアウトドアブームを受けてか、ここ1~2年でさらにグレードアップをはかっているそうです。

谷口さん「昨年から今年にかけて、テントサイトを5,000坪ほど広げました。現状でテントで120~130くらいは張れると思います。また先日、その周囲に河津桜とソメイヨシノも40~50本植樹しました。次の春にはきれいな桜も楽しんでいただけると思います」

谷口さんお手製サウナ。2022年春に完成したばかり。
  • サウナは、管理棟のすぐ下、川の水面からは少し高い場所にある。
  • こちらから入室。利用するには事前にスタッフにお伝えを。

谷口さん最大のオススメは、サウナなんだとか。このサウナ、この春になんとほぼ自力で作り上げたというから驚きです。

谷口さん「携帯用サウナを持ってくるお客さんをよく見たので、それなら作ってあげようと思ったのがきっかけです。サウナを楽しんでから、すぐ前の川にドボン。これが最高に気持ちいいそうで」

たしかに、すごく気持ちよさそう……これが「ととのう」ってやつでしょうか。

現在、サウナは基本的には予約制ですが、運用を始めたばかりなので「できる限り臨機応変に対応している」とのことです。できれば事前に希望を伝えておく方がよさそうですね!

こちらウォシュレット付きにリニューアルしたばかりのメイントイレも、谷口さんイチオシ。この夏にはテントサイトのトイレもバリアフリーにしてきれいになるそう。

BBQ!そして、遊ぶ!

目で&耳で川を感じながらBBQ開始!
ホタテじゅ〜…。
シメは焼きそば!

川のすぐ横でBBQ! ……もいいのですが、小さい子どもがいたので、川から少しだけ離れた一段上に場所どり。こんな感じで細部まで自由に場所を調整して選べるのがgoodです。もちろん、この距離でも川の流れはばっちり感じられます! 川の音、やわらかい風、緑の香り(そして肉の焼ける香り)が最高です。

筆者はグリル(焼き台)や炭などはすべて持参しましたが、管理棟でも調達可能なので、持参できない方はぜひお問い合わせを。

また「バカンス村」はゴミをすべて分別処分してくれます! 管理棟のあたりまで持っていけば、ビンやカン、使い終わった炭ももちろんOK。ゴミは持ち帰りを原則としているキャンプ場が多いなか、このサービスはかなりありがたく感じます……!

よく見ると川がいくつかに区切られている。ここで簡易的な釣り堀が楽しめるそう。
  • 釣りがやってみたい人は、スタッフへ。竿も貸してくれる。
  • 子どもたちは「大きいお魚は嫌だ」とのことで、小さなオタマジャクシを捕獲中…。
そして水鉄砲で延々と遊んでいました…。

「バカンス村」に訪れたらぜひチャレンジしたいレジャーが、釣りです。

ルアー・フライ専用釣り場もあり、竿やエサの持ち込みも自由なので、アユやヤマメなどを普通に釣るのもOK。

ただ、初心者やお子様連れでも楽しむなら、ニジマスの放流釣りがオススメです。「えさ釣り場」として川の途中がいくつか池のように区切られていて、そこにニジマスを放流するため、釣り堀のように釣りが楽しめます。

釣ったニジマスはその場ですぐにBBQで焼いて食べることもできます!

ケーブルで両岸につながれたターザンロープが!夏シーズンはたくさんの子どもたちがこれで川に飛び込んで遊ぶそう。

宿泊施設もあり。

宿泊用の部屋(大)。ロフトもあり、かなりの人数で泊まれそう。
  • 部屋(小)。こちらもロフト付き。
  • 宴会場。外で楽しんだ後に、中でも楽しめる。
  • シャワーも使えます。こちらは男湯。
  • 女湯。

「泊まりたいけど、テントはちょっと不安」そんな方は、ぜひ併設の宿泊施設のご検討を。

部屋は大小計7つあり、人数や予約状況によって利用できる部屋は変わってきます。管理棟の上にあるため何かと安心です。

両サイドが山、目の前には川と、まさに大自然に囲まれて過ごす「バカンス村」。BBQに水遊び、おまけにサウナや宿泊もOKと、初心者はもちろんキャンプや釣りの上級者も一緒になって楽しめる、超オールマイティなキャンプ場でした!

 

●バカンス村

TEL 042-787-0242

FAX 042-787-1243

営業時間 8:00~17:00

http://www7a.biglobe.ne.jp/~bakansumura/

アクセス:

【公共交通機関】

JR中央本線相模湖駅またはJR横浜線橋本駅から三ケ木行バス終点下車、東野行バス乗り換え伏馬田(ふすまだ)入口下車

【自動車】

中央高速「相模湖IC」→国道20号右折、「日連入り口」信号左折。その先の分かれ道は看板を目印に進行

〒252-0186 神奈川県相模原市緑区牧野12822

【里楽巣FUJINO】雄大な自然を満喫するグランピング施設!

外観。大自然の中でグランピング。

「バカンス村」と同じく相模原市緑区に位置する、グランピング施設「里楽巣FUJINO」。

グランピングとは、グラマラス/glamorous(魅力的な)とキャンピング/campingを組み合わせた言葉です。主に、ホテルの一室のような空間でテント泊を楽しむようなスタイルを指します。

「里楽巣FUJINO」のある藤野エリアは「都心からもっとも近い里山」と呼ばれており、緑あふれる風景に囲まれて、その名の通り心からリラックスできる場所となっています。

「大人数で楽しむのもいいけど、たまにはゆったりのんびりアウトドアを楽しみたい」そんな気持ちにスッと寄り添ってくれるような施設です。

お部屋は和と洋、お好みで。

キャンプでは珍しい和風タイプの室内も。
洋室タイプ。どちらも大きな窓、高い天井、小上がりが気持ちいい。

宿泊するテントは、天井高3m、床面積28㎡。ドーム型ということもあり、かなり広々とした印象で、なるほど“リラックス”な空間です。

部屋は、小上がりが畳になった「和」とフローリングの「洋」の2タイプあり、お好みで選ぶことができます。

ベランダの大きな窓のように外の雄大な自然を部屋から眺めることができ、ここにいるだけでも心が洗われそうですね。

寝具はなんとあの…。

就寝時に使える布団は、なんとあの「エアウィーブ」です。テントと言えば寝袋のイメージですが、グランピングではむしろ寝心地が家より上になるかも……!?

ほかにも、室内にはバルミューダの電気ケトルがあったり、Bluetoothスピーカーが置いてあったりと至れり尽くせり。上質感半端ないです。

  • 近くにある「藤野やまなみ温泉」。なんと温泉利用料はコミコミです!※現在は「藤野やまなみ温泉」が休館となっており「秋山温泉」と「天然温泉いやしの湯」「さがみ湖温泉うるり」が利用できるそうです。
  • もちろん施設内にもシャワー室はあります。すぐ横のトイレも、どちらもとてもきれいです。
日が暮れるとこんな感じの雰囲気に。夜は晴れていれば星空が広がるそう。

まるで高級ホテルのような味わい。

広々デッキ。オススメはここで飲むモーニングコーヒーなんだとか。山の緑の空気と一緒にいただく至福の一杯というやつですね。

テントの横には、こちらも広々としたデッキが。全体で100㎡を超えるそうで、外の空気を感じながら食事やコーヒーを楽しめる、贅沢な空間です。

見て楽しい、食べて美味しいコース料理。※現在は感染症対策として1人ずつお皿に盛って提供されているそうです。※季節によって内容が変わります。

さぁ、皆様お待ちかねのお食事(夕食)のご紹介です。

藤野産の新鮮な食材をふんだんに使用し、季節ごとにシェフが考案・調理するコース料理です。すべてスタッフが運んでくれるフルサービス型なので、ゆったりと各自のペースで食事が楽しめます。

せっかくだから、BBQも楽しみたい!

また、オプションでBBQを追加で楽しむこともできます。せっかくの屋外なので、せひやってみたいですよね。

「自然を味わう」とは、まさにこのことです!

  • 和の朝食。おにぎりかわいい。
  • 洋の朝食。まるで高級ホテルのそれ。

充実のアクティビティで自然を楽しもう!

フラワーアレンジメントのレッスンが受けられる。

「里楽巣FUJINO」はただ宿泊するだけでなく、アクティビティが充実していることが魅力のひとつ。なかでも「フラワーアレンジメント」は、日比谷花壇がプロデュースしている施設だけあって、ぜひ体験してみたいところです。

お子様向けのレッスンもあり、親子で楽しめるのもいいですね。

こちらはチョークアート。なかなか身近では体験する機会がないかも。
ブルーベリー狩り。夏シーズン限定なので要確認!
箸を作る木工体験。

ほかにも、なんとも言えない風合いのデザインが魅力の「チョークアート」、夏であれば農薬、除草剤を使わず、化学肥料もできる限り使わずに栽培した安全安心なブルーベリー狩り、自らの手で箸を作る木工体験など、アクティビティが満載です。

昨今流行のグランピングの魅力がこれでもかと詰まった「里楽巣FUJINO」。日々の疲れを癒しに、もしくは、いつもとは違った雰囲気のレジャーを楽しみに。友人や家族、子どもたちも連れて。

ぜひ、自然豊かな景色の中で忘れられない思い出づくりをしてみてはいかがでしょうか。

 

●里楽巣FUJINO

TEL 042-649-0286

FAX 042-649-0287

お電話受付時間 9:00~17:00

お問合わせメールアドレス info@hibiya-stay.com

https://hibiya-stay.com/relax/index.html

アクセス:

【公共交通機関】

JR新宿駅~藤野駅 : 約1時間30分 / JR八王子駅~藤野駅 : 約30分

藤野駅から里楽巣FUJINO:タクシー約8分、またはバス 約10分(野11または野12で中尾バス停下車)

【自動車】

新宿IC~相模湖IC : 約1時間 / 相模湖IC~里楽巣 : 約10分

〒252-0186 奈川県相模原市緑区牧野4611‐1

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