2018.03.13相模原ライフ相模原ホンネ座談会 vol.1

ママだって個室が欲しい! 【住まいについて】相模原ママ座談会 @カフェこたつ

みなさんは、マイホームに住んでいますか? それとも賃貸に住んでいますか? もしかしたらご実家に住んでいる方もいらっしゃるかもしれません。今回、座談会にお招きしたのは相模原にマイホームを購入して住むママたちです。ヨガ教室仲間という仲良しママ3人にお集まりいただき、相模原の住まい事情について詳しくお話をうかがいました。

【座談会に参加してくださった方のご紹介】

磯田さん ご主人とお子様3人(高校生、中学生、小学生)の5人家族。趣味はパンづくり。住宅購入のときは、空に浮かぶ「分譲中」と書かれたバルーンを目印に車を走らせて、巡り合った土地を即決したという直感派。建売住宅を購入。

石松さん ご主人とお子様2人(小学生)の4人家族。土地を購入後、注文住宅を建てる。家づくりは、立体的に間取り図が描ける3Dの専門ソフトを買ってプランを考えていたという、かなりのこだわり派。

瀧澤さん ご主人とお子様2人(中学生、小学生)の4人家族。相模原生まれ、相模原育ちの瀧澤さん。実家の近くに木造の一戸建ての建売住宅を購入。最近はケーキづくりにハマっています。

早速ですが、ご近所のママ友さんたちにお集まりいただきありがとうございます。まず、みなさんが相模原を選んだ理由について教えてください。

お子さんたちが同じサッカースクールに通っているという、石松さん(左)と磯田さん(右)。和気あいあいとした雰囲気!

うちは2003年に新築で建てました。もともと、私の実家が相模原で、主人の実家が厚木なんです。結婚してからは相模大野に住んでいたのですが、何かと実家に近いほうが便利なので、相模原に家を建てることにしました。

 

あとは、夫の通勤に横浜線を使いたかったので、横浜線の沿線エリアに焦点をしぼって探していました。

私も相模原出身なんです。結婚して、京王線「若葉台」駅の駅前にある賃貸マンションに住んでいました。そのマンションは、家賃が上がっていくシステムだったので、どんどん高くなってしまい…。

 

それで、「こんなに家賃を払うのなら、持ち家がいい」ということになって、マンションよりも資産価値の高い戸建て住宅を買うことにしました。いざ家探しをはじめると、うちも磯田さん同様に実家に近いほうが便利だという話になり、相模原を選びました。

私も同じく、相模原が実家です(笑)。 結婚当初は、相模原の下九沢にある夫の会社の社宅に住んでいたんですが、姉がマイホームを買って、身近にマイホーム購入者が出てきたときに「そろそろ、うちもマイホームを買うタイミングかな」と意識しはじめたのがきっかけですね。

 

みなさん、相模原出身で一度少し離れたところに住んでいたとしても、相模原に戻られてきているのですね。相模原のどのようなところが魅力ですか?

やっぱり、相模原は公園がたくさんあるところが魅力かな。横浜方面へ行くと、公園の駐車場が有料なこともありますが、相模原はそれがないような気がします。

また、都会すぎずにゆとりがあり、それでいて何でもそろっているところが私のお気に入り。

一年間通して家族でたのしめるイベントがあることも相模原のポイントだと思います。私は、東林間で開催している「東林間サマーわぁ!カーニバル」の阿波踊りが大好きで、毎年見に行っては感動しています。圧巻ですよ!

春にある「相模原市民桜まつり」もきれいなんですよね。

私が気に入っているのは淵野辺公園のなかにあるスケートリンクの「銀河アリーナ」かな。子どもが小さなときによく連れてってあげてたスケート場なんです。都心の方から来ている人が多いスケートリンクになるんですって。

自然もイベントも豊富な相模原。では家探しの決め手ってどのような点でしたか?

「姉がマイホームを買って刺激を受けた」と話す瀧澤さん。同年代の人のマイホーム購入が住宅を見直すきっかけになることも多いそう。

うちは、はじめ、軽いノリで某不動産屋さんのショールームに行って相談をしていたんですよ。実は、最初に相談したときに資金計画で難しいと言われてしまって、はて、どうしようかと。

 

資金計画の件で気持ちが沈んでいたときに、「分譲中」って書いてあるバルーンが上がっているのを見つけたんです。それで主人と車を走らせてたどり着いてところにあったのが、今の私が住んでいる土地。資金計画のことも素直に話しましたが、問題ないと言ってくれたので、トントン拍子に購入の話が進みました。

 

1件目の不動産屋さんで資金計画が難しいって言われても、2件目で何とかなったので、焦った気持ちとほっとした気持ちがあって、あちこち見比べて悩むということはなかったですね。

私は、実は磯田さんの家の目の前に住んでいます。これも、今思うとこれもご縁だな、って思います。だって、一度は買えないって諦めていた分譲地だったんですから。

 

住宅の分譲地って広い土地を何区画かに分けて売っているじゃないですか。そのなかで日当たりのよさそうな土地をキープしていたんです。不動産屋さんには「1週間考えさせてください」と言っていたのにも関わらず、不動産屋さんは買い手が付いたからと私たちの回答の前に売ってしまって…。その不親切な対応がショックで「もう買わない!」なんて思っていましたが、しばらくしてから、別の不動産屋さんから連絡があって、「あの分譲地のなかでキャンセルが出たのでいかがですか?」と。

 

あとから連絡をいただいた不動産屋さんは「ゆっくり考えてください」と言ってくれたのでじっくりと考えることができました。人との出会いって大きいと思います。

うちの場合は、新聞の折り込みに入っていた不動産屋さんのチラシをチェックしていましたね。その時は子どもが赤ちゃんだったからそんなに外出できなくて。よさそうな物件があったので主人に偵察に行ってもらったんです。

 

現地を見た主人が「悪くなかったよ~」と言っていたので二人で見に行ったら値引きもしてくださるとのことで。実際に両親にも見てもらってから、決めました。

実際に新築に住まわれて、10年くらいですよね。これまで住んできた家ですが、何か「コマッタ!」を感じる部分はございますか?

家の悩みについて話す3人。子どもが大きくなるとライフスタイルが変化して、建てた当初のプランとは変わってきます。それぞれ工夫している部分をお話ししてくださいました。

うちは築13年なんです。築10年のときに塗装屋さんの訪問営業が来て、家の外回りをお手入れしました。外壁材にガルバニウムを使っているので塗装ができないのですが、外壁材と外壁材の間を埋める目地(コーキング)だけ打ち直して雨水がしみ込んでこないにようにしました。

 

家の中については、家を建てたときに15畳の「ビリヤード室」をつくったんです。30坪しかない家なのに、ビリヤード室が15畳も占めるという…(笑)。完全に主人の趣味の部屋なんですが(笑)。

 

子どもが3人になったので、使わなくなってしまっていたビリヤード台を売って、その部屋を2部屋に分けて子ども部屋にリフォームしましたよ。

 

プロにお願いした部分もありますが、主人がDIYで取り組んだ部分もあります。

磯田さんのお宅のリフォームしたお部屋。ご主人がDIYでつくった部分もあります

うちは、土地を買ったあとに注文住宅を建てたので、たくさんショールームを見て回って、いろいろ考え抜いて建てた家なんです。もともと私が家とかインテリアが好きなので、タイルや照明などこだわって選びました。当時は子どももいなかったので、気の向くときに好きなショールームにリサーチに行けたフットワークの軽さがありましたね。

 

ハウスメーカーも3社と相談しました。展示場へいってあれこれ相談して、結局は、自分のイメージをまとめたりハウスメーカーに相談したりするにあたって、3Dの間取り図を描けるソフトを買って、50プラン以上つくりました。当時の私、すごいがんばったなと自分でも思います(笑)。

 

家づくりについては考え抜いて作ったので納得はしているのですが、強いて言えば子ども部屋を大きくつくってあげればよかったかな。家をつくるときは小学生くらいの子どもをイメージしていましたが、子どもも大きくなるのでもう少し大きな部屋にしてあげたらよかったのかも。

うちは、敷地が台形なんですね。そのせいか、家の形が複雑にできていて、もうちょっとうまいプランはなかったものかな?と今更ながらに思います。建売だったので間取りまではこちらのアイデアが活かせなかったんですよね。

 

あとは、新築から10年経つと壁紙もくすんできましたので、リフォームしたいと思っています。漆喰とか自然素材に憧れているので、いつかDIYでトライしてみたい!

凸凹が多い家の形のために、使いにくさを感じることも…。

あと、強いて言えば、シューズクローゼットは欲しかったかな。

わかる、わかる。上着とか、玄関ですぐにかけられるといいよね。リビングに来るまでに脱ぎ捨てたりもするから、玄関でまとめておけると家がスッキリできると思うな。

ランドセルとか幼稚園カバンとかも、玄関の近くにかけられるところがあると散らからずに済みそう。友だちの家は、シューズクローゼットのなかに置いてあるというところもあったよ。

若いときは主婦を経験しないから、なんとなく家を買ってしまった部分もあるよね。今だったらもうちょっと使い勝手のいい動線を考えられたよね。こうやって家について考えていると新しい家が欲しくなる(笑)。

  • 美都住販がつくる住宅ブランド「シェリー」のチラシを見ているみなさん。
  • 洗面所とバルコニーが近い「洗濯物が干しやすい動線」に興味津々の様子。

家の中でお気に入りのスペースはどこでしょうか?

みんなの家の話に興味聞き入るママ友たち。

畳の部屋っていいですよね。うちは子どものお世話をするために和室をつくって、今でも子どもたちのお気に入りの場所が和室になっています。

自室があるにも関わらず、わざわざ和室に布団を敷いて寝る日もありますよ~。私自身はリビングにいることが多いです。

私はやっぱりお気に入りの場所はリビングかな。自分の部屋が欲しいけど、今はないので。リビングにいることが多いですし、やっぱり一番好きです。日当たりもよくてポカポカしていて気持ちがいいです。

 

わがままを言えば、ホントにちょっとしたスペースでいいので、コーヒー飲んでスマホを見て、「お母さん」から「私」のスイッチの入れ替えられる場所があったらいいかな?なんて思います。

 

友だちの家へ行ったときに、リビング横の和室があってそこにこたつがあって、漫画がずら――っと並んでいたんですよ。それを見ていたら余計に自分も「私のスペース」が欲しくなりました。現実的には子どもがお嫁に行ってからかな~、とは思いますがいつか実現させたいです!

まだまだ子育て真っ盛りのママさんたち。貴重なお話をいただきありがとうございました! お忙しいなか取材にご協力いただきありがとうございました!

最後に、座談会で使わせていただいたお店のご紹介

カフェこたつ

カフェこたつは、無農薬玄米や地元野菜、出汁をベースに、優しくおいしい料理を目指しているカフェです。みんなが自然と集まって、ほっこりできる「こたつ」のような空間を目指してつくっているそう! ランチは、玄米を使った体に優しいメニューが大人気。夜は国産クラフトビールと日本ワインを中心に、地元の日本酒や果実酒も楽しめるお店です。

【住所】神奈川県相模原市緑区橋本6-19-5 ル-ト橋本ビル3F
【営業時間】ランチ:11:00~15:00(L.O.14:00)/ディナー:17:30~23:30(L.O.22:45)/金土:17:30~24:00(L.O.23:00)
【休日】日曜営業
【HP】http://www.cafe-cotatsu.com/

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