2022.10.31相模原ライフデータで見る相模原 vol.4
知れば知るほど好きになる。相模原市の魅力に迫ります。
今回のI'M HOME SAGAMIHARAは、統計データを使って相模原市をご紹介いたします。数字から見える相模原ってどんな街でしょうか? さてさて早速、本題にはいっていきましょう。
相模原市ってこんなところ。まずは人口をデータで分析!
東京都と接し、神奈川県の北西部に位置する「相模原市」は、政令指定都市に指定される全国有数の地方都市です。政令指定都市とは、市が主体となって行政を行なうことができる都市のことで、令和4年の時点で、全国20の市が政令指定都市として定められています。
相模原が政令指定都市に指定されたのは、平成22年のことです。平成18・19年に津久井地域(旧城山町・旧津久井町・旧相模湖町・旧藤野町)と合併したことで人口が70万人を超え、平成22年4月に政令指定都市へと移行しました。
ひとつの市の人口が70万人ってとっても多いと思いませんか? 人口ランキングを調べてみたとこと、なんと日本全国のなかでも人口が多い市としてランクインしていました…!
■ 相模原市は全国18位の、72万人都市なんです
上記の表では相模原市は21番目ですが、東京23区を除外すれば、全国の「市」のなかで18番目に人口が多い相模原市。神奈川県からは横浜市、川崎市、相模原市と3市がランクインしています。
人口72万人もすごいですが、さらに注目したいのが転入者数です。「令和4年ポケットデータさがみはら」によると、転出する人が30,676人に対し、転入してくる人は33,716人で転入者が上回っています。
ちなみに、2021年の人口移動報告のデータで、転入超過数の多い市町村を確認したところ、相模原市の転入超過数は、2020年は全国18位でしたが2021年には10位へとぐんと上昇しました。
特に多かったのは子育て世帯だったことから、コロナ渦のテレワークが普及したことや、相模原市が力をいれている子育て施策が功を奏したのかもしれません。
相模原市の魅力ってどんなところ?
人口について知ったあとは、相模原市の街の魅力について調べてみました。
■ 都市と自然のベストミックス
相模原市は、市域の約3分の2が山林という豊かな自然と、買い物・文化施設・学校などの街の機能を同時に持ち合わせている街です。面積328.91平方キロメートルの市域は3つの区から構成されていて、それぞれの区に特徴があるのでご紹介いたします。
■ 相模原市は3つの区からできている
・緑区(みどりく)
商業と自然が共存している緑区。「橋本駅」を中心とした東側には、商業施設や工業地域があり、西側には豊かな自然が広がります。相模湖・津久井湖といった神奈川県の水源となる湖や川など、水資源も豊富です。
・中央区(ちゅうおうく)
相模原の中心地であり、市役所、税務署、裁判所などの市や国の主要な機関が集まっています。行政機関が多い一方で、博物館やふれあい科学館、公園なども備えた、見どころも多い地域です。
・南区(みなみく)
都心へのアクセス面でも人気の南区エリア。「相模大野駅」の駅前はショッピングセンターや文化施設が立ち並ぶ、一大商業市域です。大きな公園や緑地などの自然も身近にあります。
■ レジャーやイベントも充実の相模原!
相模原は年間通してイベントが盛りだくさん!
市の全域で、季節ごとのイベント・お祭りが開催されていて、たくさんの人出でにぎわいます。(イベントの開催状況は事前にご確認ください)
また、すでに当サイト内で取材したイベント記事がありますのでぜひ参考にしてみてください!
相模原市は交通網が充実!
住む街を決めるときに、交通網は気になりますよね! 自然豊かな郊外に住居を構えるにしても、通勤・通学に利便性の高い交通アクセスは住む上で大切なポイントです。
■ 鉄道アクセスの利便性が高い!
・小田急線・・・都心へは新宿方面、郊外は片瀬江の島や箱根湯本方面へのアクセスが便利!
・JR 横浜線・・・主要駅は、八王子、橋本、町田、新横浜、横浜、桜木町など。東神奈川駅からは東海道本線(京浜東北線)に乗り入れます。
・JR 相模線・・・橋本から茅ヶ崎までを結ぶ路線。橋本から茅ヶ崎までは約1時間で到着します!湘南方面へ出やすいことも相模原の魅力♪
・京王線相模原線・・・橋本から新宿方面に走る路線です。沿線には私立の学校も多く、通勤だけでなく通学面も比較的便利です。
■ 車ユーザーは圏央道もチェック!
湘南方面、山梨方面、埼玉方面など、さまざまなエリアへの車のアクセスがしやすいのも相模原の特徴のひとつです。都心から約40~60㎞の環状道路である「圏央道」に“相模原IC”“相模原愛川IC”ができたことで、東名高速、中央道、関越道などの主要な高速道路のアクセスがよりスムーズになりました。
毎日の通勤・通学だけでなく、湘南方面への海のレジャーも、高尾・山梨・丹沢方面への山のレジャーも、相模原を拠点にすることで楽しむことができます。
実際に「アクセスが良い街」という理由で、相模原に住まわれている方も多いようです。
子育てしたい街・相模原!
子育て世代の転入が多い相模原。その理由について調べてみると、魅力的な「子育て環境」がいろいろ見えてきました。
<ロケーションがいい>
相模原は都心までアクセスしやすい場所にありながら、自然が豊かでのびのびと暮らせる!
<知的好奇心を刺激する施設がたくさん!>
小惑星探査機「はやぶさ」で有名なJAXA相模原キャンパスのほか、市内には博物館や科学館、プラネタリウムなど、子どもの知的好奇心を刺激するイベントも随時開催!
<学生の街としての一面もあり、活気がある!>
相模原市内には、青山学院大学、麻布大学、桜美林大学、北里大学などのキャンパスがあり、学生の街としても親しまれています。
<保育園の待機児童問題にもしっかりと対応!>
相模原市は、転入者増の中にあっても待機児童問題の対策や子育て支援に力を入れてきましたので、「子育てしやすい街」としても注目されています。
詳しくは下記の記事もご参考になさってください。
これからどうなる?相模原市
これまでの相模原市について調べましたが、これからは「未来の相模原」のお話です。
■ 橋本にリニアの駅が誕生!
JR横浜線と京王相模原線が通っている「橋本駅」の南口には、令和9年にリニア中央新幹線が開通する予定です。リニアにより、品川と橋本はなんと5~6分で移動できるのだとか。考えただけでワクワクしますね!それに伴って街づくりも進んでいるようなので、橋本駅のさらなる進化にも期待大です。
現在も成長が続く街・橋本! 今後、リニアの影響でさらに街が盛り上がることは間違いありません。そこで、気になる橋本駅周辺の将来性を探ってみました!
■ SDGsの街として、日本を牽引!
ここ最近、頻繁に目にするようになった「SDGs」とは、世界中の誰もが幸せに暮らし続けるための2030年までの目標のことです。カラフルなタイルを模した17のゴール(持続可能な開発目標)のアイコンは見たことある人が多いのではないでしょうか?
2019年1月の日経新聞が発表した“SDGs先進度”のランキングによると、相模原市は、815市区あるなかで6位に。環境配慮や街づくりで先進性があるとの評価を受け、SDGsの街として市が中心となり取り組みを続けています。
例えば「さがみはらSDGsアワード」は、市内でSDGsの理念に沿う活動に取り組む企業・団体を表彰する企画です。それにより、その取り組みを後押しし広く推進していくことを目的としています。持続可能な取り組みをしている市内の企業・個人は750以上にものぼり、もちろん学校でも子供たちが取り組んでいます。
こういった取り組みが市の風土となって、暮らしやすい街づくりにつながっているのだと感じます。
相模原市が率先してSDGsについて発信していますので、こちらも参考にしてみてください!
SDGs one by one https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/
まとめ
いかがでしたか? 相模原市の魅力について、人口・地域・交通・イベント・子育て・SDGsと、あらゆる角度からデータをもとに魅力を検証してみました。
自然豊かでありながら都市の魅力も兼ね備えて、子育てにも取り組んでいる相模原市。またこれからの相模原市の取組みにも期待しつつ、少しでも相模原に興味がある方は、ぜひ一度遊びに来てみてくださいね!