2017.12.27家を建てるマンガ 「坂見さん 家を建てる」 vol.3
家を建てる「お金」のこと③
前回の続きの頭金についてです。一体、いくら用意して、いくらづつ返済していけば、貯金しつつ、生活費や子どもの学費なんかのために安心なのか?そして、ローンを組んだら、必ず払うことになる利息について聞いています。
〈前回までのあらすじ〉
そろそろ家を建てようと、子どもを両親に預け、ファイナンシャルプランナーの先生のもとを訪れた坂見夫妻。頭金や諸費用に続き、まだまだ他にも知らないことがあるようで??
新しいキャラクターが加わる度に更新しています。
喜美都(以下K):どうも、夫の喜美都です。
桝谷(以下M):少し前の話をしましょう。
約30年前のバブル期は、金利が5%~が当たり前でした。
4000万円の物件を購入すると、
住宅ローンの金利を含めた最終的な総支払額が
8000万円以上になっていました。
K:えぇっ!?4000万円のつもりが8000万円の住宅ローン!!
M:そうなんですよ、だから、頭金をしっかり用意する必要がありました。
K:頭金をしっかり用意…いつになったら家が持てるんですか?
M:ですよね。でも今は、それに比べて
住宅ローンの変動金利が0.675%程度なので、
総支払額も4500万円ほどです。
だから頭金は1~2割あれば大丈夫なんですよ。
さらには、今なら銀行に諸費用分まで借りることができるので、
頭金が0円でも家を購入できる時代になりました。
K:いい時代になりましたね!
M:ではでは…
可能性は低いですが、もし変動金利がバブル期並みに戻ったら!?
M:ローンの組み替え、つまり借り換えをオススメします!
返済中の35年間、景気や制度変更など何があるがわからないですからね。
ここ数年は、ほぼ横ばいの変動金利ではありますが、
返済途中で金利が上がるリスクもあるので総返済額が増えないよう要注意です。
K:なるほど。それから、先生の口ぶりだと、
この利息分の約520万円は、ある程度、なんとかなりそうなんですね?
M:ふふ、次回お話します。
K:わかりました!
M:では次回で「お金」については最終回になりますので、
もう少しお付き合いください。
K:はい!