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基礎完成後の検査の様子
私達は建物を建てるために重要な基礎をちゃんと
チェックしないといけません。
では、なぜ基礎の検査をしなければならないのか?
今回、読んでいただく方にもわかりやすいよう、家を建てる為に最初に工事するだろうなとイメージのある基礎工事の配筋検査と完成検査風景をブログとして書いてまとめてみました。
建物を建てる為に基盤となる重要な基礎はそもそもどのような
役割をしているのか分からない方も多いのではないかと思いますので、
私なりに分かりやすく最初に説明していきます。
建築物の基礎とは主にその建物の固定荷重と言われる【柱や梁、あと壁や床】
といった私たちが家に安全に住むために必ず必要とされる部材から伝わる荷重
の力。家に住むために必要な椅子やテーブルなどの家具や、物だけではなく、
これから住んでいく人達。こういった不特定に移動する荷重を積載荷重といい
これらの他にも地震用重量などの色々な基礎に伝わる力が建物に伝わって
その屋根から基礎までに伝わった全ての垂直の力を最終的に基礎から地盤に
力を逃がす役割をしています。
長々となってしまいましたが、基礎のイメージはこんな感じです。
基礎の内容がなんとなくわかってきたところで
載せてある写真を見ていきたいと思います。
まず配筋検査をしている風景です。
配筋検査では、先ほど説明した荷重の力が基礎に伝わった時に、
基礎の中に地中梁があったり補強筋がしてあったり
鉄筋の径が変わってきたり、鉄筋が交差しているいつもより間隔が狭かったり
広かったりと、基礎のコンクリートで圧縮力を保ち、コンクリートの弱点である伸びを配筋によって補っています。
同じ現場は一つとしてないので日々検査は大変ですが見ていく内に、どんどん内容が分かってくるのでとても楽しいです。
そして完成後の検査では基礎の高さ、幅、アンカーボルトの出などをチェックします。【アンカーボルトは下記の金具のことです】
基礎とその上に土台と気密パッキンが乗ります。
気密パッキンとは外部と床下部分を遮断して気密性を保つ役割をしています。
それで、この二つが上に乗るのでそれを基礎と固定する金物を基礎内に埋め込
まないとならないので、その金物がちゃんと寸法分基礎から出ているかを
測っています。
他にも色んな検査、チェック項目があります。
こんな感じで毎日現場で段階ごとに検査や工事に立ち会って、
より良い家を作るために頑張っています。
工事部の熊谷でした。
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